空もよう
◆この先一週間のポイント
・北陸から北の日本海側を中心に23日(土)にかけて大雪に警戒
・週明け以降は気温上昇、積雪の多い所では融雪などに注意
週間予報【12月23日(土)~12月29日(金)】
22日(金)は冬型の気圧配置が続き、上空に流れ込んでいる寒気の影響で、日本海側は西日本も含めて広い範囲で大雪となり、特に北陸では短い時間で降雪が強まりました。
上空の寒気は、23日(土)も北陸や北日本を中心に居座る見込みです。西日本の日本海側の大雪の峠は次第に越えてきますが、北陸から北の日本海側を中心に雪が続き積雪がさらに増える可能性があります。車の立ち往生などが発生する可能性もあるため、不要不急の外出は控えるようにしてください。太平洋側はおおむね晴れますが、北日本では雪雲が流れ込んでくる所があるでしょう。
24日(日)以降は、25日(月)に冬型の気圧配置になりますが、長くは続かず高気圧に覆われる日が多くなる見込みです。寒気の影響が残る北日本の日本海側では北海道を中心に雪の降りやすい日が続きますが、大雪となった北陸では25日(月)~27日(水)にかけて雨が降るでしょう。屋根からの落雪や雪崩の他、車を運転される方は融雪による路面状況の悪化に注意してください。太平洋側は多少雲の広がる日もありますが、晴れる日が多い見込みです。
気温は、24日(日)にかけて寒気の影響で平年より低い所が多いでしょう。北海道では日中も0℃に届かない所が多く凍えるような寒さで、東日本や西日本も10℃に届かない所があり寒さが厳しい見込みです。一方、25日(月)以降は寒気の影響を受けにくくなるため次第に気温が上がり、西日本や東日本では日中の寒さは和らぐでしょう。買い物など外出をしたり、大掃除をするのも良いかもしれません。北海道でも29日(金)は5℃近くまで上がる所もある見込みです。積雪の多い所では、融雪や落雪、雪崩に注意してください。
この先一週間は、週末にかけてと週明け以降で気温の変化が大きくなる見込みで、朝晩と日中の気温差も大きい日があるでしょう。体調管理に注意をして、年末で忙しくなる時期をお元気にお過ごしください。