◆この先1週間のポイント
・30日(土)は天気下り坂 大晦日は雨風強まる
・元日は冬型に 太平洋側で初日の出期待大
・気温は平年並みか高く 寒さ控えめの年末年始

週間予報【12月30日(土)～1月5日(金)】

30日(土)は晴れる所が多いですが、西から天気が下り坂に向かいます。九州は午後から次第に雨となり、中国・四国から東海も夜遅くには雨が降り出すでしょう。

31日(日)の大晦日は広い範囲で雨が降り、風も強まり荒れた天気となる恐れがあります。東北北部や北海道は湿った雪の降る所もあるでしょう。路面状況が悪くなることが考えられますので、車の運転などは十分ご注意ください。

元旦は低気圧が東に離れ、西高東低の冬型の気圧配置に変わる見込みです。日本海側は雪や雨の降る所がありますが、太平洋側は広く晴れて初日の出が期待できそうです。

各地の初日の出の時刻は、▽札幌7:06、▽仙台6:53、▽東京6:50、▽名古屋7:00、▽大阪7:05、▽広島7:16、▽福岡7:22、▽那覇7:17などとなっています。初日の出を見に行かれる方は、最新の天気予報を確認してお出かけください。

2日(火)は日本海側の天気も回復に向かい、広い範囲で日差しが届くでしょう。3日(水)は天気の崩れる所が多くなりますが、4日(木)以降は再び冬型の気圧配置となり、太平洋側で晴れ間が戻る見込みです。日本海側はスッキリしない天気となるでしょう。

気温は平年並みか高い日が多く、年末年始は全国的に寒さ控えめとなりそうです。気象庁からは高温に関する早期天候情報も出ていて、雪の多い地域では雪崩や落雪に注意が必要です。

日中は比較的過ごしやすい地域も、朝晩はグッと冷え込みます。除夜の鐘や初詣、新年の挨拶などでお出かけされる際は、マフラーや手袋、カイロなどの防寒グッズを用意しておくと良さそうです。

気象サービスの2023年のコラムの更新はこれで最後となります。今年もお読みいただきありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えください！