気象トピックス・コラム
空もよう
三連休は寒気流入 北陸も雨から雪へ

◆この先1週間のポイント
・北陸は5日(金)夜から雨に 土砂災害に警戒を
・7日(日)~8日(月・祝)は日本海側で雪のエリアが広がる
・9日(火)以降も北陸以北の日本海側は雪や雨が降りやすい


週間予報【1月6日(土)~12日(金)】

 

 

5日(金)は前線の通過に伴い、北日本の日本海側から雨や雪の範囲が広がっています。北陸も5日(金)の夜には雨が降り出し、6日(土)にかけて、断続的に雨が降るでしょう。被害が大きかった地域にも、再び雨雲がかかる見通しです。

北陸は6日(土)を中心に警報級の大雨となる恐れがあるため、引き続き土砂災害に警戒してください。なお、地震の揺れが大きかった地域では、地盤の緩みを考慮して大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。

 

7日(日)~8日(月)の成人の日は、冬型の気圧配置が強まります。上空には強い寒気が流れ込むでしょう。北陸は7日(日)になると雨から雪に変わる所が多くなる見通しで、7日(日)~8日(月)は富山や新潟で警報級の大雪となる恐れがあります。

また、北日本の日本海側や近畿北部、山陰も雪の降る所が多くなるでしょう。太平洋側は日差しが届きますが、風が冷たく、8日(月)の成人の日は全国的に厳しい寒さとなる見込みです。

 

9日(火)以降は太平洋側で晴れる日が多くなるでしょう。気温も上昇に転じる見込みで、最高気温は平年並みか高い日が多くなります。晴れる地域は日差しの温もりを感じられるでしょう。

一方、日本海側は曇りや雨または雪の降る日が続く見込みで、北陸もスッキリしない天気となりそうです。日差しが乏しく、体感も冬らしい寒さの日が続くでしょう。
少しの雨でも土砂災害が発生しやすい状況が続いていますので、引き続き危険な場所には近付かないようにしてください。また、しっかりと防寒をして体調を崩さないようお気をつけください。