気象トピックス・コラム
空もよう
三連休は太平洋側中心に晴れ バレンタインは春の暖かさ

◆この先1週間のポイント
・三連休は太平洋側中心に晴れ
・15日(木)頃は広い範囲で雨
・全国的に気温高く春の陽気に


週間予報【2月10日(土)~16日(金)】

 

 

あすからの三連休は東~西日本の太平洋側を中心におおむね晴れるでしょう。日本海側は低気圧や寒気の影響を受けて雲が広がりやすく、雨や雪の降る所がありますが、12日(月・休)になると天気が回復に向かう見込みです。13日(火)は日本海側を含め、ほぼ全国的に晴れるでしょう。

14日(水)には西から天気が下り坂に向かい、15日(木)は低気圧や前線の影響で広い範囲で天気が崩れる見込みです。低気圧に向かって暖かい空気が流れ込むため、東北~九州では雨が主体となり、雪で降るのは北海道の道北が中心となるでしょう。

 

暖気が流れ込む三連休明け以降、気温は平年より大幅に高くなる見込みです。関東以西は20度くらいまで上がる日もあり、予想最高気温は14日(水)に東京や大阪で19℃、15日(木)は東京で20℃と4月上旬~中旬並みの暖かさとなりそうです。

また、北日本も平年より大幅に気温が高くなります。札幌で13日(火)・14日(水)に予想される11~12℃は平年より10℃以上高い気温です。仙台も14日(水)は18℃まで上がり、平年より12℃ほど気温が高くなるでしょう。

 

この時期としてはかなりの高温になることが予想され、気象庁からは高温に関する早期天候情報が発表されています。14日(水)頃からの5日間ほどは、全国的に平年よりかなり気温が高くなるため、農作物の管理や積雪の多い地域では雪崩に注意が必要です。

また、春のような陽気になることで、花粉の飛散量が増えてくる見込みです。すでに花粉が飛び始めている地域もありますが、来週はさらに広い範囲で本格的な花粉シーズンに突入するでしょう。花粉症の方は対策をしてお過ごしください。