気象トピックス・コラム
空もよう
沖縄は台風の影響を受ける、週明けは強い寒気の南下あり

◆この先1週間のポイント
・沖縄は17日(日)にかけて台風25号の影響による高波、土砂災害などに注意。
・17日(日)~18日(月)、前線の通過で北日本を中心に荒天の恐れあり。
・前線通過後は、一時的に強い寒気が流れ込み、全国的に気温が低下。


週間予報【11月16日(土)~22日(金)】

今週は、夏と冬が共存したような天気となる見込みです。
まずは、台風の影響です。11月15日9時現在、台風24号、25号と2つの台風が存在しています。このうち、台風25号が、17日(日)にかけて沖縄に近付き荒れた天気をもたらす恐れがあります。


先島地方を中心に暴風雨・大しけとなる可能性があるでしょう。また、記録的な大雨となった沖縄本島北部では、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがありますので引き続き注意が必要です。

一方、北日本中心に冬の気配がするでしょう。17日(日)~18日(月)にかけて、サハリン付近の低気圧から延びる前線が日本付近を通過する見込みです。北日本を中心に風が強まり波も高く、荒れた天気となるでしょう。17日(日)は雨の降る所が多いですが、北日本では18日(月)にかけて次第に雪に変わり、平地でも積雪する所がありそうです。また、東北南部の平地からも初雪の便りが届く所があるでしょう。積雪や凍結した路面による事故に注意してください。まだ雪に慣れていない時期ですから、車の運転や雪道の歩行は慎重にしましょう。


その後、一時的ではありますが、強い寒気が南下する見込みです。19日(火)~20日(水)にかけて全国的に気温が平年より低くなるでしょう。急な冷え込みで体調を崩さないようお気をつけください。


また今週は、南からの湿った空気や日本の北を進む低気圧の影響で晴れる日が少なく、曇りや雨の日が多くなりそうです。この週末も曇りや雨の所が多いため、小春日和の中でのお出かけは期待できそうにありません。洗濯物も計画的に部屋干しするなどして片づけるようにした方がよさそうです。