空もよう

◆この先1週間のポイント
・5日(土)日中は東・西日本でお花見日和。西日本では夜から雨に。
・6日(日)は東・北日本中心にザッと降る雨に注意。
・7日(月)~9日(水)は、西・東日本中心に晴れて気温上昇。
週間予報【4月5日(土)~11日(金)】
この先1週間の天気は短い期間に周期的に変化する見込みです。
5日(土)の日本付近は高気圧に覆われますが、中心を次第に東の海上に移すため、湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。全国的に日中は晴れますが、やや雲が多くなり、夜は西日本で雨の降りだす所がある見込みです。6日(日)は、低気圧が北日本を通過し、東日本は湿った空気の影響を受けるでしょう。西日本の雨は九州からやみますが、東・北日本は大気の状態が不安定になり、雨の降る所が多くなりそうです。
週明け7日(月)は、北日本は低気圧の影響が残り、雨か雪が降りますが、西・東日本は高気圧に覆われるでしょう。8日(火)~9日(水)は、高気圧がさらに北上するため、晴れの範囲は北日本まで広がる見込みです。10日(木)は、高気圧が東へ離れ、変わって日本付近は気圧の谷の影響を受けるでしょう。西日本と東日本で雨が降り、11日(金)は、東日本と北日本で雨が降る見込みです。

気温は、多少の寒暖差はありますが、北・東日本を中心に平年より高めに推移する見込みです。週明け7日(月)~9日(水)にかけては暖かい空気が流れ込みやすく、東日本を中心に最高気温が25℃以上の夏日になる所もあり、初夏の陽気となるでしょう。朝晩はまだ冷え込む所が多いですが、日中は薄手の服装で過ごせそうです。そろそろ本格的な衣替えをはじめてもよいでしょう。そして、日差しに恵まれる日は紫外線も強まってきます。衣替えと同時に、帽子や日傘の準備など紫外線対策も忘れないようにしてください。また、北海道は、9日(水)ごろから、気温が平年よりかなり高くなる見込みです。気象台からは、高温に関する早期天候情報が発表されているため、農作物の管理やなだれに十分な注意をしてください。

いまは桜の季節真っ盛りです。西・東日本は満開の桜が楽しめる所が多くなっており、桜前線は東北南部(福島・宮城)まで北上しました。この先1週間で、桜前線はさらに北上しそうです。まだつぼみの桜も、来週初めの暖かさで開花が促されるでしょう。一方、西・東日本の桜は、度々通過する低気圧や気圧の谷による雨で、散り始める所もでてきそうです。来週のお花見は、桜吹雪の中でのお花見になる所もあるでしょう。花の命はあまり長くはありません。満開になっている所では、今週末のうちにお花見を楽しんでおくのがおすすめです。