空もよう

◆この先1週間のポイント
・24日(土)~25日(日)、西・東日本で警報級の大雨の所あり、警戒を。
・来週は雲が多いながらも晴れ間あり。週の後半からは不快な蒸し暑さに。
・本格的な雨の季節を前に、あらかじめの備えを。
週間予報【5月24日(土)~30日(金)】
今週末は、西・東日本を中心に警報級の大雨になる所がある見込みです。今後の情報にご注意ください。
24日(土)~25日(日)にかけて、前線を伴った低気圧が西・東日本を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。24日(土)は、九州、四国、山陽、近畿など西日本や紀伊半島の南東に面した東海地方を中心にバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があり、場所によっては、滝のようにゴーゴーと降り続く非常に激しい雨が降る恐れもある見込みです。総雨量が多くなりますので、土砂災害や河川の氾濫・低い土地の浸水など大雨による災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風や降ひょうにも注意が必要です。大雨に備えて、側溝や雨どいの掃除をするなど、水はけをよくしておきましょう。東海や北陸、関東甲信などの東日本や東北でも西から雨が降りだし、25日(日)にかけて雨が続き大雨となる所もある見込みです。こちらの地方でも、雨の降り方次第では25日(日)に警報級の大雨の恐れがありますので今後の情報に注意してください。北海道は、24日(土)は多少晴れ間がでますが、25日(日)は雨が降るでしょう。梅雨入りしている沖縄・奄美も雨の降りやすい空もようで、局地的に大雨になる可能性もありますのでご注意ください。

26日(月)以降は、梅雨入りしている沖縄・奄美では曇りや雨の梅雨空が続きますが、九州南部では雲が多いながらも晴れ間がでて、梅雨の中休みのような天気となる見込みです。また、九州北部から北海道にかけても、雲が多いながらも晴れ間のでる日が多くなるでしょう。ただし、28日(水)の関東は、上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になるため雨の降る所があり、落雷の恐れもあります。急に空が暗くなるなど雷雲が発生する予兆を感じたら、安全な場所に避難するなど、落雷から身を守りましょう。
また、来週は5月の最終週です。6月に入ると多くの地方で梅雨入りし、雨の季節を迎えます。梅雨入りに向けての晴れ間は貴重なので、布団干しや洗濯、お出かけなどに有効にお使いください。また、雨の季節に備えて、避難用持ち出し袋の中身の見直しやハザードマップの再確認を行いましょう。災害時の避難場所などを家族間で共有しておくことも大切です。

24日(土)~25日(日)の気温は、今週と比べてぐっと低くなる所がほとんどで、雨が冷たく感じられる地方が多いでしょう。これまでとの寒暖差が大きいため、服装選びを工夫してください。来週の前半は、晴れ間がでますが暑さは控えめで、平年より気温が低くなる見込みです。週の半ばごろから、気温は平年並みか高めに推移するでしょう。来週は、晴れ間はでますが雲が多く、湿度は高めとなる可能性があります。週の後半を中心にムシムシとした不快な体感になりそうです。体調管理のほか、食中毒にならないように食品の管理にもお気をつけください。