空もよう

◆この先1週間のポイント
・西・東日本を中心に厳しい残暑。猛暑日の所もあり、熱帯夜が続く。
・来週は、北日本や北陸を中心に雨の日あり。大雨の恐れもあるため注意。
週間予報【8月24日(日)~30日(土)】
8月も下旬となり最終週を迎えますが、今週も厳しい残暑が続く見込みです。一方で、低気圧や前線が周期的に通るようになるため、北日本や北陸を中心に雨の降る日もあり、北から秋の気配がただよう1週間となる見込みです。
24日(日)は、北日本に影響をおよぼしていた前線が不明瞭になり、日本付近は高気圧に覆われる見込みです。東北日本海側では、朝まで激しい雷雨がありますが、日中は晴れ間が戻るでしょう。その他の地方はおおむね晴れる見込みです。午後は大気の状態が不安定になるため、局地的なにわか雨や激しい雷雨にご注意ください。
週明け25日(月)は、晴れ間のでる所が多いですが、天気はゆっくり下り坂に向かいます。大陸から低気圧や前線が近づき、26日(火)~27日(水)にかけて、北日本を通過するでしょう。北日本や北陸・西日本の日本海側で雨の降る所があり、低気圧の発達具合や前線の活動次第では、北日本や北陸では警報級の大雨となる恐れがありますので今後の情報にご注意ください。北日本では強風や高波にも注意が必要です。
その後、28日(木)以降は、西日本を中心に晴れ間もありますが、東・北日本は気圧の谷の影響でやや雲が多い天気となる見込みです。北日本を中心に雨の降る所もあるでしょう。

気温は、この時期としてはかなり高く、残暑が厳しいでしょう。東・西日本では最高気温が35℃以上の猛暑日が続く所がある見込みです。また、広範囲で夜間の気温が下がりにくく、朝の最低気温が25℃以上の熱帯夜が続く所が多くなるでしょう。二十四節気の処暑(しょしょ)を迎え、暦の上では暑さが収まる頃となりましたが、この先1週間も残暑は収まることがなさそうです。一方、北海道では、週の前半を中心に平年より気温は高めですが、週の終わりには、最低気温が20℃以下の日もでてきて、朝はこの時期らしく少しだけヒンヤリと感じるようになるでしょう。北日本では、かすかに秋の気配も見えてきそうです。