気象トピックス・コラム
空もよう
三連休から気温上昇。雪崩や花粉の本格飛散に注意

◆この先1週間のポイント
・三連休の初日は各地で行楽日和。北日本は2日目から荒天に注意。
・気温急上昇。積雪の多い所では、雪崩や融雪による災害に注意。
・関東から西の地方で花粉が大量飛散する所あり。万全な対策を。


週間予報【2月21日(土)~27日(金)】

三連休の初日21日(土)は、全国的におおむね晴れるでしょう。2日目の22日(日)~23日(月)にかけては、北日本で風が強まり波も高まり荒れた天気となる見込みです。連休明け24日(火)以降は、低気圧や前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなるでしょう。


連休のスタート21日(土)は、高気圧に覆われて晴れる所が多く、行楽日和となりそうです。関東から西では、花粉の飛散が本格化する所があるでしょう。花粉症の方は、マスクやメガネで対策をしてお出かけください。22日(日)~23日(月)にかけては、低気圧が発達しながら沿海州からサハリン付近に近付き、低気圧から延びる前線が日本列島を通過するでしょう。雨が降るのは夜間帯で、西・東日本では、日中はおおむね晴れて行楽日和が続きそうです。北日本でも、雨や雪は長く続くことはなさそうですが、風が強まり波も高まり荒れた天気となる恐れがあります。連休中でもありますので、最新の気象情報・交通情報を確認するようにしてください。また、22日(日)は、黄砂が飛来する予想もあります。アレルギー疾患をお持ちの方は、花粉情報と合わせて黄砂情報も確認するようにしましょう。
連休明け24日(火)以降は、低気圧や前線の影響を受けやすく、天気は周期的に変化するでしょう。24日(火)は、西日本から雨が降りだし、25日(水)は、沖縄から東北南部にかけて雨が降る見込みです。東北北部や北海道では、湿った雪や雨になりそうです。26日(木)は、いったん天気は回復しますが、すぐに西から天気が崩れ、27日(金)は、西日本から東日本にかけて雨の降る所が多くなるでしょう。


今週の気温は、暖かい空気が流れ込みやすくなるため、この時期としてはかなり高く、季節外れの陽気となる日もある見込みです。3連休中は、西・東日本では、東京・大阪・福岡など、20℃くらいまで気温が上がり、4月中旬から下旬並みになる所もあるでしょう。日中は春の装いを楽しめるような陽気になりますが、朝晩と日中の気温差はまだありますので、重ね着などで体感調節をしやすい服装を心がけてください。連休明けは、季節外れの暖かさは一段落しますが、平年と比べると高く、かなり高い日もあるでしょう。北日本でも、連休中は仙台で15℃近く、札幌でも10℃近く上がる日があり4月上旬並みの所もある見込みです。朝晩と日中の気温差はありますが、仙台では22日(日)以降、冬日から解放され、札幌でも22日(日)の朝の最低気温は5℃と4月下旬並みで、一時的ではありますが冬日から解放されるでしょう。連休明けの気温も平年より高めで推移する見込みです。
全国的に気温が高い状態が続きますので、西・東日本の日本海側や北日本など、積雪の多い所では、雪崩や落雪、融雪による災害に十分に注意してください。また、関東から西の地方では、連休後半ごろから、花粉の大量飛散が始まる所もありそうです。帰宅時は花粉を払って部屋に入る、洗濯物は部屋干しをするなど、花粉を部屋に入れない工夫をしましょう。

今週は、連休半ばの北日本の荒天による「強風」、「黄砂」飛来の可能性、「花粉」の本格飛散、連休中の気温の急上昇による「寒暖差」など、春を先取りする「5K」が4つ揃う可能性のある1週間となりそうです。マスクやメガネの活用、服装選びなどを工夫して、季節の変わり目を快適に過ごしましょう。春の「5K」のひとつの「乾燥」は、雨でいったん緩む日もありそうですが、雨の合間は引き続き注意してください。今週の雨が、記録的な少雨となっている西日本や東日本の太平洋側にとって、恵みの雨となることを期待したいところです。