26日の天気のポイント
前線を伴った低気圧が北海道の北を通過する見込みです。寒冷前線の南下に伴って、北海道の他、東北から南の地方では、日本海側を中心に天気が崩れるでしょう。前線に向かって暖気が流れ込むため、北海道の雪は重たく湿った雪となり、東北から南では、雪ではなく雨になる所が多いでしょう。北日本を中心に、着雪や雪崩などに注意が必要です。その他は、初め晴れる所が多いですが、気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、九州や四国を中心に雨の降る所がある見込みです。
各地の天気
▽北海道・東北
北海道は、低気圧の通過に伴い各地で雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。日本海側を中心に雷を伴うため、突風などにも注意が必要です。また、湿った雪になりそうなので、山沿いでは新雪なだれが起きる恐れがあるのでご注意下さい。気温は、平年並みか平年よりも高いでしょう。
東北は、日本海側の沿岸は雨が降り、風も強いでしょう。内陸は湿った雪や雨の所がある見込みです。太平洋側は、北部では日中雪か雨が降りますが、南部は日中は晴れる見込みです。ただし、夕方以降に雨か雪の降る所があるでしょう。気温は、平年よりも高い所が多いですが、盛岡など、平年よりも低い所もある見込みです。
▽関東甲信・東海
関東甲信地方はおおむね晴れますが、沿岸部はやや雲が多いでしょう。また、関東北部の山沿いや長野県では、夜遅くから雨や雪の降る所がある見込みです。最低気温は、内陸部では平年より低い所がありますが、最高気温は、各地とも平年よりも高いでしょう。
東海地方は初め晴れますが、気圧の谷や湿った空気の影響で、次第に雲が広がり、岐阜県では夜から雨が降りだすでしょう。最低気温は平年よりも低い所が多く冷え込みますが、最高気温はほぼ平年並みとなるでしょう。
▽北陸
初め晴れますが、寒冷前線の通過に伴い、次第に雲が広がって、夕方ごろから雨が降りだすでしょう。雷を伴う所がありますので、突風などにも注意が必要です。最低気温は平年並みですが、最高気温は平年よりも高いでしょう。
▽近畿
初め晴れる所が多いですが、次第に雲が広がる見込みです。北部は夜から雨で雷を伴うでしょう。和歌山県は、気圧の谷の影響で雲が多く、雨の降る所もある見込みです。最低気温は、平年並みか平年より低く、最高気温は平年よりも高い所が多いでしょう。
▽中国・四国
山陰は雲が多く、午後は雨や雷雨となるでしょう。山陽は、日中晴れる所が多いですが、山沿いは曇るでしょう。最低気温は平年並みの所が多いですが、岡山は2℃と引き続き冷え込む見込みです。最高気温は、平年よりも高いでしょう。
四国は、朝晩は晴れる所がありますが、日中は各地とも曇り、太平洋側では、雨の降る所もある見込みです。気温は、最高、最低ともにほぼ平年並みですが、高松は17℃と、前日よりも5℃も高くなるでしょう。
▽九州
気圧の谷や湿った空気の影響で、各地とも雲が広がり、日中を中心に雨の降る所が多いでしょう。気温は、北部は平年並みか平年より高い所が多いですが、熊本の最高気温は14℃と、平年より少し低いでしょう。南部は、最低気温は平年並みですが、最高気温は平年よりもやや低くなる見込みです。
▽沖縄・奄美
気圧の谷や湿った空気の影響で各地で雨が降り、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。風も次第に強まり、特に先島地方では荒れた天気になりますのでご注意下さい。気温は、最低、最高ともに平年並みか、平年よりも高くなるでしょう。
26日の天気予報
26日の予想最低・最高気温
*次回更新は11月26日21時00分頃を予定しています。