8月は、花火大会のシーズンです。すでに、各地で花火大会が行われていますが、これから先にも行われる花火大会は多くあります。例えば、きょう13日には、北海道の帯広市で、勝毎花火大会2017が開催されます。その後、8月15日には、長野県の諏訪湖祭湖上花火大会、8月20日には、東京都で神宮外苑花火大会、8月26日には、秋田県の全国花火競技大会「大曲の花火」、また、静岡県の熱海市では一年中花火大会が行われており、近日であれば、8月18日に開催されます。
キレイな花火をみるには、ある程度の風が必要です。まったく風のない状態だと、花火が煙でとどまってしまいます。一方、風が強すぎると、開いた花火が風に流されて、花火の形が崩れてしまいます。また、花火を見るのにおすすめの場所は風上側です。風下側に行ってしまうと、花火がかすんで見えてしまいます。
そして、花火大会の日は、なるべく雨が降っていない日に開催されて欲しいものです。ことしの7月29日に東京都で行われた隅田川の花火大会では、決行が決まった時間には晴れていましたが、結局、雨の中の開催になり、傘をさしながらの花火大会となりました。
花火大会は、オシャレに浴衣を着てでかけたりすることもあり、雨が降ってしまうと、せっかくの浴衣が雨に濡れてしまうこともあります。
今は、スマートフォンなどで、3時間おきや1時間おきなど、細かい時間帯に分けて天気予報をみることできますので、花火大会の始まる頃に雨が降りだすかどうかを詳しく見ることができます。とはいえ、天気予報には現れない、予想に反した雨が突然降りだすこともあります。これを見抜くためのひとつの手段があります。それは、「雷注意報」が発表されているかどうかです。
「雷注意報」が発表されているときには、「大気の状態が不安定」です。「雷注意報」は比較的早い時間に発表されることもありますが、花火大会の決行が決まった後、あるいは花火大会が始まる夕方ごろに突然発表されて、雨が降りだすことも多々あります。「雷注意報」は、突然の雨の目安になりますので、参考にして下さい。