気象トピックス・コラム
東京で桜が満開に 桜前線は順調に北上中

 

4月4日(木)に東京で桜の満開発表がありました。今年の東京の桜は3月29日に開花となり、12年ぶりの遅咲きとなりました。満開日は平年より4日遅く、昨年と比べると13日遅くなっています。

4月に入って各地から続々と桜満開の便りが届いており、2日(火)は福岡・長崎・佐賀・熊本・津から、3日(水)は宮崎・松江・和歌山で桜が満開を迎えています。この先も西~東日本では桜の満開ラッシュとなりそうです。

 

関東地方の桜の開花情報を調べると、東京都の上野恩賜公園や神奈川県の箱根湯本、千葉県の茂原公園、埼玉県の熊谷桜堤などで4日(木)現在、8分咲き~満開と見頃になっているようで、関東北部の桜も順調に咲き進んでいるようです。

また、上の表にはありませんが、東京都内では4日(木)現在、浜離宮庭園で7分咲き、国営昭和記念公園と井の頭恩賜公園で6分咲き、千鳥ヶ淵で5分咲き、六義園3分咲きなどとなっています。

来週は前線の影響で花曇りの天気となり、桜に雨が降る“桜流し”になる日も多そうですから、開花状況と天気を見て早めにお花見の計画を立てるのが良さそうです。

 

気温はこの先も全国的に平年並みか高く、桜前線は順調に北上していくでしょう。北日本では2日(火)に仙台、3日(水)に福島で桜が開花しており、桜前線はこれから4月中旬にかけて東北北部へ、4月下旬~5月初めにかけて北海道へ達する見通しです。

北日本では開花から満開までが早い所が多くなります。今後も最新の桜情報をご確認ください。