8日の天気のポイント

台風13号は、8日夜に関東にかなり接近する恐れがあります。北日本では台風の北側にある前線が北上する影響を受ける見込みです。西日本は高気圧に覆われますが、湿った空気の影響を受ける所もあります。
 
・関東や東北南部太平洋側では大雨や暴風に警戒
・東日本から北日本の太平洋側は高潮、高波に警戒
・西日本、沖縄は晴れて猛暑が続く。熱中症のキケンが高い
 
 

台風13号　進路予報図（出典：気象庁）

各地の天気

▽北海道
道北では晴れ間もありますが、日中は雲が広がり、雨が太平洋側で降り始め次第に北に広がる見込みです。太平洋側では濃霧による視程障害が発生する所がありますので車の運転などご注意ください。
気温は、道東では気温が低めの状態が続きます。日本海側では日中は25℃を超える所が多くなる見込みです。
太平洋側の沿岸部では台風からのうねりによる高波に注意が必要です。
 

▽東北
太平洋側を中心に広い範囲で雨が降る見込みです。夜は南部の太平洋側で雷を伴った激しく雨が降る恐れがあり、風も次第に強まるでしょう。
日中の気温は、太平洋側で平年より低く30℃以下の所が多くなります。日本海側は30℃を超えて真夏日になる見込みです。
 

▽関東甲信・北陸
雲が広がり、関東甲信では広い範囲で雨が降るでしょう。台風の接近に伴い、関東の太平洋側では8日夜は荒れた天気になる見込みです。特に、千葉、茨城では、雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、急な河川の増水など警戒が必要です。また、暴風や高波、高潮にも警戒してください。
日中の気温は、関東では平年より低くほとんどの所で30℃まで届かない見込みです。その他では、30℃を超えて真夏日が多くなるでしょう。
太平洋側の沿岸部では台風からのうねりによる高波に注意が必要です。
 

▽東海
静岡では東部や伊豆で雨が降りやすく、風も次第に強まります。愛知、岐阜、三重では晴れますが、所々でにわか雨が降るでしょう。
日中は各地で猛暑となります。静岡35℃、津35℃、そして、名古屋や岐阜では38～39℃など40℃近くまで上がるため、熱中症のキケンが高くなります。シッカリした暑さ対策が必要です。
沿岸部では波が高くなりますので、海のレジャーは十分に注意が必要です。
 

▽西日本（奄美を除く）
湿った空気の影響を受ける、近畿北部や山陰は雲が出やすくなりますが、その他は夏空が広がるでしょう。
日中の気温は雲が広がる山陰などを除いて、猛暑となる所が多くなります。明日も体に堪える猛暑が続きますので、十分な熱中症の対策をしてお過ごしください。
 

▽沖縄・奄美
ニワカ雨の所がありますが、夏の日差しがタップリの一日となるでしょう。日中は、石垣で34℃まで上がるなど高温状態が続くため、健康管理にご注意ください。
海上ではうねりを伴った波が次第に高くなります。

8日の天気予報

8日の予想最低・最高気温

＊次回更新は8月8日11時30分頃を予定しています。