気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】週の前半は日本海側で冬の嵐、週末は太平洋側で雨

◆天気のポイント【1月18日(月)~24日(日)】
・18日(月)~19日(火)は日本海側で雪。雪崩や落雪の他、風雪や高波にも注意。
・23日(土)から天気は下り坂。週末は太平洋側を中心に本降りの雨となる。
・前半と後半の寒暖差、朝晩と日中の気温差が大きいため体調管理に注意。


週間天気【1月18日(月)~24日(日)】

18日(月)夜~19日(火)朝にかけて、前線を伴った低気圧が北日本を通過します。その後は強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置となるでしょう。山陰から北の日本海側では雪が降り、ふぶく所もあります。すでに大雪に見舞われている北陸から北で大雪の恐れがあるでしょう。引き続き雪崩や屋根からの落雪に十分注意をして下さい。

鉄道、航空など公共交通機関への影響を考慮して余裕を持った計画的な行動を心がけましょう。また、道路では吹雪により見通しが悪くなる他、路面状況の悪化や凍結も心配です。車の運転は事故のないように慎重になさって下さい。

今回の冬型は長く続くことはなさそうですが、その後も、北日本では、気圧の谷の影響で21日(木)にかけて日本海側を中心に雪の日が続くでしょう。一方、東日本や西日本は太平洋側を中心におおむね晴れる見込みです。

22日(金)ごろになると西日本から雲が広がってきます。低気圧が近付く23日(土)には西日本から雨が降りだすでしょう。日本の南岸を低気圧が発達しながら東へ進み、24日(日)には西日本から東日本にかけて広く雨が降る見込みです。上空の気温が高いため、週末は標高の高い山の一部を除き、多くの所で雨となりそうです。太平洋側を中心に久しぶりの本降りの雨となるでしょう。

週の前半は厳しい寒さとなります。20日(水)にかけて最高気温は平年を下回る所が多く寒中らしい寒さが続きそうです。冷たい風が吹きますので一層寒く感じられます。防寒対策をしっかりとして下さい。その後、21日(木)以降は西日本や東日本を中心に一転してこの時期としては気温が高めとなります。とはいえ、朝晩はまだ冷え込み日中との気温差が大きいでしょう。寒暖の差で体調を崩さないようにして下さい。