◆この先一週間のポイント
・29日(日)は東日本を中心に厳しい暑さ、熱中症に注意
・30日(月)は西日本で大雨の恐れ

週間予報【5月28日(土)～6月3日(金)】

▽28日(土)～29日(日)
上空に寒気を伴った気圧の谷や湿った空気の影響で、北海道では28日(土)にかけて大気の状態が不安定になるでしょう。大雨による土砂災害や浸水、河川の増水の他、落雷や突風、強風、高波にも注意してください。

東北から西日本にかけては高気圧に覆われ晴れる所が多いでしょう。強い日差しと流れ込む暖かな空気の影響で日中はグングン気温が上昇し、暑くなる見込みです。特に29日(日)は東日本を中心に30℃以上の真夏日になる所が多く、熊谷など内陸では35℃以上の猛暑日になる可能性もあります。急に真夏がやってきたような厳しい暑さになるため、特に屋外で活動をされる方は熱中症に注意してください。
九州では、29日(日)には前線の影響で南部を中心に次第に雨が降りだす見込みです。

▽30日(月)～31日(火)
西日本から東日本付近に延びてくる前線上に低気圧が発生する見込みです。日本海には別の低気圧も発生するため、西日本から北日本の広い範囲で雨が降るでしょう。特に、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる西日本では大雨となる恐れがあるため、今後の情報に注意してください。また、北日本も等圧線の間隔が狭くなるため、風が強まり波も高く大荒れとなる恐れがあるため、最新の気象情報の確認をお願いします。
日差しが少なくなるため、東日本を中心とした厳しい暑さは和らぐ見込みです。

▽6月1日(水)～3日(金)
6月1日(水)は、前線が日本の南に南下して活動を弱めるため、晴れ間のでる所が多く暑くなるでしょう。洗濯物の外干しなど日差しを有効に活用してください。2日(木)～3日(金)は前線や気圧の谷の影響で雲が多くなり、九州や東北などでは雨が降りやすく雨脚の強まる所もある見込みです。