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「World Water Day」…世界水の日

 

きょう、3月22日は、国連が定めた「世界水の日(World Water Day)」です。

 

1992年1月に、国連総会で定められました。水がとても大切であること、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界の人々と一緒に考えるための日とされています。この日には、世界の様々な国で、水の大切さを知ってもらうために、会議やセミナー、展示会などのイベントが開かれます。

 

水は、人体の60%から70%を占めており、血液を介して体中をめぐり栄養や酸素を運んだり、汗をかくことによって体温の調整をしたりしています。人間にとって欠かせない水ですが、日本では、どこに行っても毎日、蛇口をひねれば透明で清潔な水を飲むことができます。ところが、世界では、およそ9億人の人々が、汚れた水しか飲めない状況だということです。世界の人口の12%もの人々が、透明で清潔な水を手に入れられない生活をしています。さらに、25億人もの人々が、衛生的なトイレを利用できない状態にあるそうです。透明で清潔な水や、きれいなトイレが使えるのが当たり前となっている日本人には、イメージすることができないような生活をしている人々が、世界にはまだたくさんいるのです。

 

そして水は、人間の体に大切な役割を果たしているように、地球という星にも重要な役割を果たします。他の多くの星とは違って地球上には多くの生物が生息できる環境がありますが、それは、水が空気とともに、太陽のエネルギーを運び、循環させているのが大きな要因のひとつです。
地球は丸いため、赤道付近は、多くのエネルギーを受け取ることができる一方で、南極、北極付近は、少しのエネルギーしか受け取ることができません。太陽からのエネルギーを多いところから少ない所へ運び、循環させているのが水と空気であり、水は、地球にとって欠かせないものなのです。

 

私の体にも、地球にも水が欠かせませんが、この循環によって隅々まで水分やエネルギーなど、生きるために大切なものを送り届けることができ、健全な状態を維持することができるのです。
「World Water Day」…世界水の日であるきょう、改めて水の大切さを考えてみましょう。