◆天気のポイント【5月13日(木)~19日(水)】
・16日(日)ごろから大雨の恐れ、西日本では長く続く可能性も。
・曇りや雨の日が多く晴れる日が貴重。最新の予報を確認し日差しを有効に。
週間天気【5月13日(木)~19日(水)】
過去2番目の早さで九州南部は梅雨入りの発表がありました。16日(日)ごろから西日本や東日本にも梅雨前線が北上し、一時的に梅雨のような天気となる見込みです。
13日(木)は、九州の南海上にある梅雨前線上の低気圧が日本の南の海上を進みます。東海や関東など東日本の太平洋側を中心に雨が降るでしょう。発達した雨雲はおもに海上にかかりますが、紀伊半島などでは明け方まで激しい雨の降る所がある見込みです。また、北海道や東北北部は気圧の谷の影響で雨の降る所があるでしょう。
14日(金)は、前線は南下し、日本付近は高気圧に覆われます。九州南部や奄美は雨が降りますが、その他の地方はおおむね晴れる見込みです。この晴れ間は貴重になりそうなので洗濯やお掃除などに有効にお使い下さい。
15日(土)になると再び前線が北上してきます。北日本にも別の低気圧が近付くため、天気は全国的に下り坂。16日(日)からは前線が西日本や東日本にしばらく停滞する見込みです。梅雨を思わせるような暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込むため、西日本や日本海側を中心に場所によっては大雨となる恐れがあります。最新の情報を確認するほか、側溝の清掃など雨への備えをしておくと安心です。17日(月)は太平洋側でも本降りの雨となるでしょう。その後も西日本や太平洋側を中心に雲が広がりやすく、雨の降る所が多くなりそうです。
一方、梅雨入りしている沖縄は梅雨の中休みとなり、晴れる日が多くなるでしょう。
今週は、13日(木)は関東などで空気がヒンヤリと感じられますが、14日(金)から気温がぐっと上がり、週末にかけて徐々に蒸し暑くなってきそうです。西日本や東日本では夏日が続く所もあるでしょう。雲が多いながらもときおりさす日差しで蒸し暑さを感じる日もあり、雨が降っても寒いというよりはムシムシとした体感になりそうです。そして、沖縄では最高気温が30℃ほどの日が続く見込みです。
まだ初夏ということもあり身体が暑さに慣れていないため熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給の他、風通しのよい服装を心がけるなどの対策をしましょう。