気象トピックス・コラム
空もよう
週末は秋晴れ、来週は気温の変化に注意

◆この先一週間のポイント
・週末は秋晴れとなりお出かけ日和
・台風18号の動向に注意
・週明けの雨の後は秋が深まる、気温の変化に注意


週間予報【9月30日(金)~10月6日(木)】

週末の10月2日(日)にかけて高気圧に覆われ、広い範囲で秋晴れとなる見込みです。洗濯物の外干しや布団干し、部屋の空気の入れ替えやお出かけをするのも良いでしょう。
最高気温は平年より高く、東海から西では30℃くらいまで上がる所もある見込みです。日中はまだ半袖でも過ごせますが、朝晩との気温差が大きいため服装で上手に調節してください。

昼夜の気温差の他に注意が必要なのが台風18号です。台風は日本の南の本州から離れたところを東寄りに進む見込みですが、東日本の太平洋沿岸を中心にうねりを伴い波が高くなります。海のレジャーを予定されてる方は注意してください。また2日(日)以降の予報円が大きく、今後の動きによってはこの先の予報が変わることもあります。最新の情報をこまめに確認してください。

台風の進路予想図

週明けの3日(月)も晴れる所が多いですが、4日(火)~5日(水)は日本付近を前線が南下します。このため、北日本や北陸から西の日本海側から雨の範囲が広がり、前線が通過する際は雨脚の強まる所や雷を伴う所もあるでしょう。北日本では荒れた天気となる恐れがあるため注意が必要です。
6日(木)は高気圧が張り出し西日本を中心に晴れ間がでますが、上空に寒気が流れ込むため北海道の山では雪になる所もあるでしょう。前線の影響が残る東日本の太平洋側も雲が多い見込みです。

4日~6日の週間アンサンブル予想図(気象庁の資料を加工)

前線通過による雨の後は、上空の冷たい空気の影響で全国的に気温が大きく下がります。最高気温は西日本や東日本では25℃以下の所が多く、北海道では15℃に届かない所もある見込みです。北日本や北陸には気象庁より低温に関する早期天候情報が発表されているため、農作物の管理や体調管理に注意してください。
来週の中頃は気温が激しく変化し、空気が入れ替わり秋が深まります。衣替えの準備をしっかり進めて、風邪をひかないようにお元気にお過ごしください。