◆この先1週間のポイント
・冬らしい寒さが続く。仕事始めは防寒対策をしっかりと。
・3連休初日は南岸低気圧の影響で雨や雪。最新の情報の確認を。
・成人の日は冬型に。太平洋側は晴天に振袖姿や袴姿が映える天気に。

週間予報【1月4日(水)～10日(火)】

冬型の気圧配置が続いており日本海側では雪の降り方が強まっている所があります。5日(木)にかけて雷を伴い雪の降りやすい状態が続き、大雪となる所があるでしょう。大雪、暴風雪、高波に注意してください。

5日(木)の週間アンサンブル予想図(出典：気象庁、筆者加工)

6日(金)は冬型が緩むものの、東シナ海から低気圧が近付き天気は西から下り坂です。この低気圧は3連休初日の7日(土)に日本の南岸を東へ進むため西日本や東日本を中心に太平洋側も含めて雨や雪が降るでしょう。山で雪を降らせる目安となる寒気が日本付近をほぼ覆いますので、山では広く雪となる見込みです。低気圧のコースによっては平野部でも雪が交じる所があるかもしれません。予報にはまだ幅があるため、最新の情報を確認して雪や雨に備えてください。

7日(土)の週間アンサンブル予想図(出典：気象庁、筆者加工)

9日(月)成人の日は弱い冬型の気圧配置となる見込みです。九州北部や山陰、近畿北部は雲が多いながらも晴れ間があるでしょう。北陸は雪や雨ですが、寒気の南下が弱く平野部では雨が主体となりそうです。北日本の日本海側は雪が降る見込みです。太平洋側は晴天となる所が多く、新成人の方々の門出を祝うには良い天気となりそうです。


気温は、週の前半を中心にこの時期らしく低い日が多くなる見込みです。4日(水)は仕事始めという方が多いことでしょう。キリリと冷え込む朝となりそうですからマフラーや手袋なども準備して暖かい服装でお出かけください。また、太平洋側も含めて広く雨や雪が降る7日(土)は、関東を中心に雨や雪が冷たく感じられそうです。万全の防寒対策をお願いします。

正月休みも終わり、1月6日(金)は二十四節気のひとつ「小寒(しょうかん）」です。1年のうちで最も寒い時期が始まるころといわれていて、これからが寒さの本番。
また、7日(土)は「人日（じんじつ）の節句」。1年の最初におとずれる五節句のひとつで、この日の朝に七草がゆを頂くことで、邪気を払って、1年の無病息災を祈る習慣があります。正月に疲れた胃腸を癒し、ビタミンやミネラルを補うこともできて一石二鳥。寒い日が続いていますので、7日(土)朝には七草がゆを頂き身体を温め、無病息災を願いましょう。