気象トピックス・コラム
空もよう
期間の後半は季節外れの暖かさに

出典:気象庁

日本列島は寒気の影響を受けやすく、1月2日からの5日間平均気温の平年比では平年より低い所が多く、特に北海道や九州では平年より2℃以上低い所もあります。

◆この先一週間のポイント
・期間の後半は気温上昇、積雪の多い所では落雪や雪崩などに注意
・9日(月)成人の日~10日(火)は北日本の日本海側中心に強まる雪や風雪に注意


週間予報【1月8日(日)~1月14日(土)】

この先一週間は、期間の後半に暖かい空気が流れ込み全国的に気温が上昇します。日中は西日本や東日本では気温が15℃を超える所もあり、春のような季節外れの暖かさとなるでしょう。北海道でも5℃を超える所もあり、寒中とは思えない気温となる見込みです。日中は寒さが和らぎホッとできる所が多いですが、気象庁からは高温に関する注意を呼びかける早期天候情報が発表されています。農作物の管理に注意し、積雪の多い所では屋根からの落雪、雪崩、雪融けによる路面状況の悪化などに十分気をつけてください。
気温の変化が大きくなるので、寒暖差で体調を崩さないように注意をしてお元気にお過ごしください。

高温に関する早期天候情報(5日気象庁発表)

期間の前半は寒気の影響を受けやすく、三連休最終日の9日(月)成人の日~連休明けの10日(火)は北日本を中心に冬型の気圧配置が強まります。北日本の日本海側を中心に雪で強く降る所もあるでしょう。風も強まりふぶく所もあるため、お出かけなど予定されている方は最新の気象情報や交通情報に注意してください。
11日(水)~12日(木)は、移動性高気圧に覆われ広い範囲で穏やかに晴れるでしょう。北日本の日本海側の雪もやみ、雲が多いながらも晴れ間のでる所も多く貴重な日差しとなる見込みです。
天気の移り変わりは早く、13日(金)は前線を伴った低気圧が近づくため西日本の天気は下り坂に向かい、14日(土)は西日本や北陸、東北の日本海側などで雨が降るでしょう。

9日(月)成人の日の分布予報(7日夜発表)