気象トピックス・コラム
空もよう
週末と来週中頃は日本海側で大雪に警戒

◆この先一週間のポイント
・28日(土)~29日(日)は山陰から北陸で積雪の急増に注意
・2月1日(水)~2日(木)は北日本を中心に荒れた天気や大雪の恐れ
・真冬の寒さが続くため体調管理に注意


週間予報【1月28日(土)~2月3日(金)】

この先一週間は、日本海側では雪の降る日が多く、太平洋側では晴れる日が多いでしょう。

週末の28日(土)~29日(日)は、冬型の気圧配置となり上空に寒気が流れ込みます。日本海側では山陰から北の地方を中心に雪の降りやすい状態が続くでしょう。特に山陰から北陸には発達した雪雲が流れ込みやすく、雪の降り方が強まり積雪が急増する恐れがあります。大雪による交通障害や雪崩などに十分注意をしてください。
一方、太平洋側では晴れる地方が多いですが、北寄りの風が強く吹くため、お出かけの際は風を通しにくい服装を選ぶと良いでしょう。

予想天気図(29日21時)

30日(月)~31日(火)は冬型の気圧配置が緩み、日本海側の雪の降り方は弱まる所が多くなりますが、2月1日(水)~2日(木)は低気圧が発達しながら北日本を通過し、その後は冬型の気圧配置が強まるでしょう。北日本や北陸を中心に雪や風が強まり、波も高く荒れた天気となる恐れがあります。大雪や吹雪で見通しが悪くなり、交通機関に影響が出る可能性もあるため、外出を予定されている方は最新の気象情報や交通情報に注意をして、場合によっては予定を変更することも必要です。

予想天気図(2月2日21時)

この先一週間は、寒気の影響を受けやすいため最高気温は平年並みか平年より低い日が多く、朝晩の冷え込みも厳しい日があるでしょう。北寄りの風が強く吹く日も多いため、特に外出の際は防寒対策を万全にしてください。2月1日(水)は暖かい空気が流れ込み一時的に気温が高くなりますが、翌日の2日(木)は真冬の寒さが戻る見込みです。
一年の中で最も寒さが厳しい時期に入っていますので、体調を崩さないように十分注意をしてお元気にお過ごしください。