気象トピックス・コラム
空もよう
気温が高く花粉の飛散に注意

 

◆この先一週間のポイント
・気温の高い日が多く、積雪の多い所では雪崩に注意
・花粉の飛散に注意

 

週間予報【3月1日(水)~3月7日(火)】

 

高温に関する早期天候情報(27日気象庁発表)
この先一週間は寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込みやすくなるため、気温は平年より高い日が多くなるでしょう。西日本や東日本では日中の気温は15℃を超える日が多く、20℃近くまで上がる所もあり春本番の頃のような暖かさとなる見込みです。北海道でも5℃前後まで気温の上がる日が多く、10℃くらいまで上がる所もあるでしょう。特に3月5日(日)頃からは気温がかなり高くなる見込みで、気象庁からは北海道から九州を対象に高温に関する注意を呼びかける早期天候情報が発表されています。農作物の管理に注意をし、積雪の多い所では雪崩や屋根からの落雪にも気をつけてください。
また、日中は暖かくても朝晩は冷える日も多く、一日の中での気温差が大きくなります。服装で上手に調節をして、体調管理に注意してください。

 

1日の花粉情報
暖かくなることは、花粉が飛散しやすくなる条件の一つです。すでに西日本や東日本では非常に多く飛散している所もあり、その数も昨年の今頃の時期よりも多くなっています。九州ではスギ花粉の飛散がピークを迎えている所もあり、その他の各地もこの先一週間の高温傾向により飛散量が増える可能性があります。花粉症の方でまだ症状の出ていない方もいらっしゃるかもしれませんが、万全の対策を行い備えるようにしてください。

 

この先一週間は高気圧に覆われ晴れる日が多いですが、3月1日(水)は、前線が通過するため西日本や北陸、東北を中心に雨が降るでしょう。前線が通過する際は雨脚が強まり、雷を伴う所もあるため注意が必要です。2日(木)は初め雨の残る所もありますが、次第に高気圧に覆われ天気は回復に向かう見込みです。週末の4日(土)~5日(日)は穏やかに晴れる所が多くお出かけ日和となりますが、関東は5日(日)に低気圧の影響で雲が広がりやすく雨の降る可能性があるでしょう。お出かけの際は、折り畳み傘があると安心です。