気象トピックス・コラム
空もよう
天気は周期変化、週中頃と週末は傘の出番

 

◆この先一週間のポイント
・週中頃と週末は強い雨に注意
・12日(水)頃は黄砂が飛来する恐れ
・一日の中や週の中での気温差が大きいため、服装で調節を

 

週間予報【4月11日(火)~4月17日(月)】

 

予想天気図(12日~17日)
11日(火)は高気圧が日本の東へ離れ、日本海に前線を伴った低気圧が近付きます。日中は広い範囲で晴れますが、夜は北日本や東海以西で雨の降る所があるため、帰宅が遅くなる方は折り畳み傘があると安心です。

 

12日(水)は、寒冷前線が通過するため全国的に雨が降るでしょう。長く降り続く雨ではないですが、前線が通過する際は、落雷や突風、急に降りだす強い雨に注意してください。また、前線が通過した後は黄砂が飛来する可能性があるため、最新の情報を確認し、場合によっては呼吸器などに疾患のある方は外出を控えることも必要です。

 

12日21時の黄砂の予想(気象庁HPより)
13日(木)は、高気圧に覆われ天気が回復して広い範囲で晴れますが、14日(金)は西から低気圧が近付くため天気は下り坂に向かい、九州や中国・四国では雨が降りだす見込みです。
週末の15日(土)は、低気圧や前線が日本付近を通過するため、全国的に雨が降るでしょう。暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本の太平洋側を中心に強い雨の降る可能性があります。また、風も強まり波も高くなる恐れがあるため、お出かけを予定されている方は、最新の気象情報を確認してください。
16日(日)は北日本で雨が残る他は、高気圧に覆われ晴れ間が戻りお出かけ日和となりますが、週明けの17日(月)は、気圧の谷の影響で全国的に雲が多く、北陸や北日本の日本海側で雨が降る見込みです。

 

今週は周期的に天気が変わり晴天が続かない見込みのため、晴れる日の日差しを有効に活用してください。

 

低気圧や前線が通過する前は暖かい空気が流れ込みます。気温は平年より高く、11日(火)や14日(金)は西日本や東日本で25℃くらいまで気温の上がる所もあり、汗ばむ陽気となるでしょう。低気圧や前線が通過した後は冷たい空気が流れ込むため、気温はほぼ平年並みに戻る所が多く、週の中での気温の変化がやや大きくなる見込みです。また晴れる日は、朝晩と日中の寒暖差が大きくなるでしょう。服装を上手に選び、体調管理に注意してください。