気象トピックス・コラム
空もよう
真夏日が続く所も、沖縄・奄美は梅雨入りか


◆この先1週間のポイント
・暑さが戻り3日連続の真夏日となる所も。熱中症に注意。
・18日(木)以降は曇りや雨で、西日本は大雨の恐れも。北日本は雷雨に注意。
・沖縄・奄美はそろそろ梅雨入り?


週間予報【5月16日(火)~22日(月)】

16日(火)からの3日間は、日本の南の海上に中心を持つ高気圧に覆われるでしょう。暖かい空気が流れ込みやすく、気温が上がり暑くなりそうです。上空1500メートル付近には、真夏のような空気が流れ込んでくる見込みです。

週間アンサンブル予報(出典:気象庁、筆者加工)


最高気温は17日(水)~18日(木)にかけて、東京や名古屋で最高気温が30℃以上の真夏日が2日連続で予想されています。最高気温は、16日(火)から上昇しますので、内陸部などでは3日連続の真夏日となる所もある見通しです。

ここ数日は気温が平年より低めの日が続いていた所が多かったため、急な暑さが体に堪えそうです。こまめな水分補給のほか、帽子や日傘で暑さを避ける対策をしましょう。運動時や作業中はこまめに休憩をとり、無理のない行動を心がけてください。

一方、18日(木)は西から天気が下り坂に向かい、九州から雨が降りだすでしょう。19日(金)にかけて、西日本では降水量が多くなり大雨となる可能性があります。
また、21日(日)~22日(月)にかけては、北日本では大気の状態が不安定になるため雷を伴った急な強い雨に注意が必要です。

そして、沖縄や奄美など南西諸島では、梅雨の季節を迎えます。沖縄の梅雨入りの平年は5月10日ごろ、奄美は5月12日ごろです。今年はまだ梅雨入りの発表がありませんが、18日(木)ごろから曇りや雨の日が続くようになり、遅めの梅雨入りの発表があるかもしれません。