◆この先一週間のポイント
・九州を中心に大雨の恐れがあり、土砂災害などに警戒
・蒸し暑い日が多く熱中症対策を万全に

 

週間予報【7月1日(土)～7月7日(金)】

 

7月1日(土)は、梅雨前線が本州付近を南下します。このため、西日本から北日本の広い範囲で雨が降り、雷を伴い激しく降る所もあるでしょう。特に、九州では線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が一層高まる可能性があります。大雨による土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

2日(日)は、前線が九州から本州の南海上へ南下するため、雨はやみ梅雨の晴れ間の広がる所が多くなりますが、週明けの3日(月)は、梅雨前線が西日本から日本の南に延びてくるため、西日本や東日本は雨の降る所が多く、九州では再び大雨の恐れもあります。

4日(火)～5日(水)は、梅雨前線上の低気圧が日本海を進むため日本海側を中心に激しい雨が降り、6日(木)～7日(金)は本州付近を再び前線が南下するため広い範囲で雨となり、強く降る所もあるでしょう。

この先一週間は雨の降る所が多く、九州を中心に大雨の恐れがあり、総雨量が多くなる可能性もあります。最新の気象情報を確認し、避難の判断などを行うようにしてください。

気温は、平年並みか平年より高い日が多いでしょう。曇りや雨でも日中は30℃前後まで気温の上がる所が多く、湿度も高く蒸し暑い日が続く見込みです。特に、2日(日)は晴れ間のでる所が多く、内陸では35℃近くまで気温の上がる所もあり厳しい暑さとなるでしょう。喉が渇く前に水分を補給したり、適度に休憩をとるなど熱中症対策を万全にしてください。
また、夜間の気温も下がりにくく、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜となる所もあるため、夜間の熱中症にも注意が必要です。