◆この先一週間のポイント
・前線が停滞し曇りや雨の日が多くなる、西日本や東日本は大雨の可能性も
・季節外れの暖かさから冬の寒さへ、体調管理に注意

 

週間予報【2月18日(日)～2月24日(土)】

 

 

18日(日)は、引き続き移動性高気圧に覆われ広い範囲で晴れ間がでるでしょう。お出かけ日和の続く所が多いですが、東海や近畿南部などは湿った空気の影響により所々で雨が降る見込みです。

 

 

週明けの19日(月)は日差しの届く所もありますが、前線が日本海から南下してくるため西日本や北日本で次第に雨が降りだす見込みです。北海道でも雨が降るため、積雪の多い地域では雪崩や屋根からの落雪などに注意してください。
20日(火)は、前線が日本付近を通過するため広い範囲で雨となり、所々で雨脚が強まるでしょう。北海道では次第に雪に変わるため、路面状況の変化に注意が必要です。また、能登半島地震で揺れの大きかった北陸では地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害に注意してください。
その後も前線が本州付近に停滞するため、広い範囲で曇りや雨のすっきりしない天気が続くでしょう。特に、前線上の低気圧が通過する22日(木)～三連休初日の23日(金・祝)頃を中心に暖かく湿った空気が流れ込み、西日本や東日本では季節外れの大雨となる可能性もあります。最新の気象情報を確認してください。

 

 

暖かい空気が流れ込むため、最高気温は20日(火)頃までは全国的に平年を大幅に上回るでしょう。西日本や東日本では20℃前後まで気温が上がり春本番のような暖かさとなり、北海道でも19日(月)の札幌の予想最高気温は15℃と2月の最高気温の記録を更新する可能性があります。
一転して、21日(水)以降は冷たい空気が流れ込むため、最高気温は平年並みか平年を下回る所が多くなるでしょう。北海道では日中も0℃に届かず凍えるような寒さが続き、東京や名古屋などでも22日(木)や23日(金・祝)は10℃を下回り、冷たい雨も降るためより一層寒く感じられる見込みです。
この先一週間は期間の前半と後半で寒暖差が非常に大きく、10℃前後も気温が変化する所が多いでしょう。服装を上手に選び、体調を崩さないように十分注意してください。