気象トピックス・コラム
空もよう
春本番の暖かさから冬のような寒さへ

 

◆この先一週間のポイント
・17日(日)~18日(月)は北日本を中心に荒れた天気に
・週末までと週明け以降で気温の変化が大きくなる、体調管理に注意

 

週間予報【3月16日(土)~3月22日(金)】

 

16日(土)の日本付近は、高気圧に覆われます。このため、北日本の天気も回復し広い範囲で穏やかに晴れてお出かけ日和となるでしょう。西日本や東日本では空気の乾燥した状態が続く地方が多いため、火の取り扱いに注意してください。

 

 

17日(日)~週明けの18日(月)は、低気圧が発達しながら北日本を通過します。北日本は雨から次第に雪へ変わり、強く降る所もあるでしょう。車を運転される方は、路面状況の悪化に注意が必要です。風も強まり荒れた天気となる恐れがあるため、最新の情報を確認してください。東日本の太平洋側や西日本は、17日(日)に低気圧や前線の影響で西日本で雨が降りますが、18日(月)は晴れる所が多くなるでしょう。

 

19日(火)は晴れ間のでる所もありますが、気圧の谷の影響で全国的に雲が多く、北日本の日本海側で雪が降る見込みです。

 

20日(水・祝)~21日(木)は、西高東低の気圧配置となります。上空5500m付近に−36℃以下の強い寒気が東日本や北日本に流れ込み、上空1500m付近でも平地で雪の目安となる−6℃以下の寒気が西日本や東日本の太平洋側まで流れ込むでしょう。日本海側は広い範囲で雪や雨が降りやすくなり、太平洋側も雲が多く20日(水・祝)は関東や東北など所々でにわか雨やにわか雪がある見込みです。お出かけなど予定されている方は、空もようの変化に注意してください。

 

22日(金)は、高気圧に覆われ穏やかに晴れる所が多くなるでしょう。

 

 

この週末は暖かい空気が流れ込む見込みです。気温は広い範囲で平年を上回り、東日本や西日本では日中は20℃前後まで上がる所もあり春本番の暖かさとなるでしょう。一転して、週明けの18日(月)以降は冷たい空気に入れ替わり、寒さが戻る見込みです。気温は平年並みか平年を下回り、東日本や西日本では日中も10℃を少し超える程度の所が多くなるでしょう。冷たい北風も吹き、より一層寒く感じられるため防寒対策を万全にしてください。また、朝の冷え込みも強く、21日(木)は東京や名古屋で1℃まで下がる見込みです。
この先一週間は、週末までと週明け以降で気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意してください。

 

 

花粉の飛散量は広い範囲で非常に多くなっており、九州や関東などではヒノキ科の花粉が飛び始めている所もあります。この先一週間は、晴れて気温の上がる16日(土)は広い範囲で非常に多く飛散する予想で、週明けの18日(月)以降も北寄りの風が強く吹くため、太平洋側の地方を中心に大量に飛散する所が多いでしょう。花粉症の方は、引き続き対策を万全にしてください。