◆この先1週間のポイント
・14日(金)は猛暑日予想も 今年一番の暑さ
・週末は前線や低気圧の影響で曇りや雨
・来週中頃以降は再び前線北上 長雨の季節へ
週間予報【6月14日(金)~20日(木)】
14日(金)も本州付近は移動性高気圧に覆われ、広い範囲で晴れています。午前9時現在で東~西日本は25度を超えている所が多く、この後は更に気温が上昇していくでしょう。
各地の最高気温は、京都で35度、福島や前橋(群馬)、熊谷(埼玉)、豊岡(兵庫)などで34度、山形や東京や名古屋、大阪などで32度と予想されており、真夏並みの厳しい暑さとなりそうです。外でのレジャーや運動の際はなるべく直射日光を避け、こまめな水分補給や休憩を心掛けるようにしてください。
梅雨前線は引き続き、南西諸島付近に停滞します。前線の活動が活発になり、14日(金)は沖縄や奄美で局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。土砂災害などに警戒が必要です。
15日(土)になると前線がやや北上し、前線上に発生する低気圧が本州南岸を進みます。15日(土)は九州南部で激しい雨が降り、16日(日)にかけて西日本や東日本の太平洋側を中心に雨雲の掛かる所があるでしょう。北日本も別の低気圧の影響で雨が降りやすくなりそうです。
15日(土)~16日(日)の雨は長く続くかず、週明け17日(月)は日差しの届く所が多くなるでしょう。18日(火)も北日本や東日本を中心に日差しが期待できそうです。
一方で週中頃以降は再び梅雨前線が北上してくる見通しで、雲が広がりやすくなるでしょう。前線の位置次第で雨の範囲が広がり、このタイミングで梅雨入りになる地域があるかも知れません。間もなく長雨の季節がやってきます。梅雨入り前の日差しを有効活用するとともに、ぜひ大雨への備えも今一度確認しておいてください。