◆この先1週間のポイント
・梅雨前線活発化。7月1日(月)にかけて、大雨に警戒。
・梅雨前線停滞、曇りや雨の日が続く。
・真夏日・熱帯夜増える。昼夜問わず熱中症対策を。

週間予報【6月29日(土)～7月5日(金)】

今週は、梅雨前線が日本付近に停滞し曇りや雨の日が多くなる見込みです。30日(日)～7月1日(月)にかけては、前線上に低気圧が発生し北日本に進むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。北日本や日本海側を中心に雨が降りやすく、警報級の大雨になる可能性もあるでしょう。低い土地の浸水や河川の氾濫、土砂災害に注意してください。


2日(火)以降も、梅雨前線は本州付近に停滞する見込みです。中国・近畿・東海・北陸・関東・東北は曇りや雨の日が多く梅雨らしい天気が続くでしょう。局地的に激しい雨の降る日もありそうなので最新の情報にご注意ください。一方、九州や四国、すでに梅雨明けしている沖縄、そして梅雨のない北海道は晴れる日が多くなりそうです。


気温は、この時期としては高めです。特に北海道と沖縄には、高温に関する早期天候情報が発表されており、7月3日ごろからかなりの高温が予想されています。
北海道では最高気温が30℃近くまで上がる日が多く、沖縄は35℃近くと厳しい暑さとなる見込みです。その他の地方も、最高気温が30℃前後の日が多いでしょう。また、朝の最低気温が25℃以上の熱帯夜となる所もあり、湿度も高めでジメジメ・ムシムシと感じられそうです。昼夜を問わず熱中症に注意してください。こまめな水分補給や、エアコンの適切な利用の他、運動中や作業中は適度な休憩をとり、涼しい場所でお過ごしください。