気象トピックス・コラム
空もよう
台風13号が三連休に沖縄に接近、早めの備えを

 

◆この先一週間のポイント
・台風13号は14日(土)~15日(日)に強い勢力で沖縄に接近、厳重警戒
・厳しい残暑の続く所が多く、十分な熱中症対策を

 

週間予報【9月13日(金)~9月19日(木)】

 

 

台風13号は、発達しながら日本の南を北西へ進み、14日(土)~15日(日)にかけて、暴風域を伴い強い勢力で沖縄に接近する恐れがあります。沖縄には台風本体の発達した雨雲がかかって大雨となり、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散する恐れもある猛烈な風が吹く見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、海上では猛烈なしけとなる恐れがあります。最新の気象情報を確認し、早めに台風への備えをしてください。
14日(土)からは三連休ということもあり、沖縄方面に旅行など予定されている方は、最新の交通情報を確認し、場合によっては予定を変更することも必要です。

 

 

三連休中の西日本や東日本は晴れ間のでる所が多いですが、台風の北上に伴い湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に所々で雨や雷雨となるでしょう。晴れていても天気が急変する可能性があるため、お出掛けの際は雨具があると安心です。 北日本は低気圧や前線が通過するため、14日(土)~15日(日)を中心に雨の降る所が多いでしょう。低気圧や前線周辺では局地的に雨の強まる可能性もあります。

 

連休明けの17日(火)以降も、北日本では前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。西日本や東日本は17日(火)~18日(水)は晴れ間のでる所が多いですが、19日(木)は沖縄の南に熱帯擾乱が北上し、湿った空気が流れ込むため雲が広がりやすく、太平洋側を中心に所々で雨が降る見込みです。

 

 

気温は平年より高い所が多いでしょう。西日本や東日本では日中は35℃前後まで気温の上がる所もあり、9月とは思えない真夏のような暑さが続く見込みです。また、夜間の気温も高く、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の所も多い見込みです。引き続き、昼夜を問わず熱中症対策を万全にしてください。
北日本の気温も平年より高い所が多いですが、北海道では15日(日)や19日(木)は平年並みの気温に戻る見込みで、週の中での気温の変化が大きくなる見込みです。
この先一週間も、厳しい残暑の続く所が多い見込みです。暑さによる疲れが溜まっている方も多いかもしれませんが、睡眠や栄養をしっかり取り、体調管理に注意をしてください。