気象トピックス・コラム
空もよう
三連休は広く秋晴れで行楽日和に

◆この先1週間のポイント
・三連休は秋晴れで行楽日和に
・連休明けは曇りや雨の天気
・気温は平年より高い状態が続く


週間予報【10月12日(土)~18日(金)】

 

10月11日の日最低気温 午前9時現在 (出典:気象庁HP)

 

11日(金)は秋の移動性高気圧に覆われ、広い範囲で晴れています。放射冷却現象が強まったことで、今朝は多くの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。午前9時までに観測された各地の最低気温は、▼札幌7.7℃、▼東京14.3℃、▼名古屋15.4℃、▼福岡16.9℃などとなっています。

一方で、日中は各地で気温が上がる予想で、関東以西は25℃以上の夏日の所が多くなりそうです。秋らしく、朝晩と日中の寒暖差が大きい一日になるでしょう。

 

12日(土)からの三連休も移動性高気圧の圏内となるため、広い範囲で日差しに恵まれるでしょう。

12日(土)は北海道や関東周辺で夕方以降、にわか雨の可能性がありますが、他は天気の崩れはない見通しです。13日(日)も広く秋晴れとなりますが、14日(月・スポーツの日)は西日本太平洋側で雨の降る所があるでしょう。連休前半ほど広範囲でお出かけ日和となる見込みです。

 

連休明けの15日(火)は西日本の広い範囲で雨となり、16日(水)には低気圧からのびる前線が北日本を通過する見通しです。17日(木)~18日(金)も全国的に雲が広がりやすく、スッキリしない天気になるでしょう。

雲が広がると放射冷却現象が弱まるため、朝の冷え込みは週後半ほど緩んでくる見込みです。また、雲が多くても気温は平年より高く、西日本を中心に30℃近くまで上がる日もあるでしょう。まだまだ昼間は半袖が活躍するような気温となりそうです。

日ごとの気温変化や一日の寒暖差が大きな時期となっています。日々の天気予報を見て、服装選びや体調管理に十分お気をつけください。