空もよう

◆この先一週間のポイント
・天気は短い周期で変化、晴れる日の日差しの有効活用を
・気温は平年を上回る日が多く、花粉の飛散や雪崩に注意
週間予報【3月9日(日)~3月15日(土)】

9日(日)は低気圧の影響で明け方にかけて、関東甲信では山沿いを中心に大雪となる所があるでしょう。積雪や路面凍結による交通障害、着雪に注意してください。日中は高気圧に覆われ晴れ間の広がる所が多くお出かけ日和となりますが、北海道は別の低気圧の影響で日本海側を中心に雪が降り所々で雷を伴う見込みです。

週明けの10日(月)は、高気圧に覆われ北海道の天気も回復し広い範囲で晴れますが、東シナ海に前線を伴った低気圧が近付き西日本の天気は下り坂で、夜は九州や四国などで雨の降りだす所もあります。
11日(火)~12日(水)は、前線を伴った低気圧が本州の南岸を東へ進む見込みです。11日(火)は雨の範囲が西日本から東日本まで広がり、12日(水)も東海や関東の沿岸部を中心に雨が降るでしょう。北日本も気圧の谷の影響で雲が多い見込みです。
13日(木)は低気圧が日本海から千島近海へ進み、前線が北日本付近を通過する見込みで北日本は広い範囲で雨が降るでしょう。西日本や東日本も東シナ海から本州南岸へのびる前線の影響で雨の所が多い見込みです。
14日(金)は前線が日本の南へ南下し、高気圧が日本海へ移動します。太平洋側を中心に晴れますが、日本海側は雲が多く北日本や北陸で雪や雨が降るでしょう。
15日(土)は高気圧が日本の東へ移動し、低気圧が東シナ海を東進します。全国的に雲が多くなり、西日本で雨が降りだす見込みです。
この先一週間は、短い周期で天気が変化します。晴れる日の日差しを有効に活用してください。

暖かい空気が流れ込みやすくなり、この先一週間の気温は全国的に平年並みか高くなる見込みです。特に、12日(水)~13日(木)頃の最高気温は全国的に平年を大幅に上回り、西日本や東日本では20℃近くまで上がる所もあり春本番の暖かさとなるでしょう。札幌でも10℃前後まで気温が上がる見込みで、積雪が残る地域では屋根からの落雪や雪崩に注意してください。
また気温の上昇に伴い、東日本や西日本を中心に花粉が大量に飛散する恐れもあります。花粉症の方は対策を万全にしてください。