きょうは、気圧の谷の影響で、北海道の日本海側で雨が降っている所がありますが、その他の地方は、高気圧に覆われておおむね晴れています。寒気の影響と、夜間地表の熱が奪われる放射冷却が強まったことで、北海道の太平洋側や東北地方では、最低気温が10月下旬から11月上旬並みの所があり、9月としては観測史上最も低い最低気温となっている所があり、中には氷点下の冷え込みとなり、急に寒くなったような所もありました。その他の地方も、沖縄を除いては、朝の最低気温は平年よりも低い所がほとんどです。
日中は、過ごしやすくなったと感じている方もいらっしゃる一方で、電車の中では、マスクをしている人も見かけます。朝晩の冷え込みで体調を崩してる方も多いようですので、引き続き体調管理にはご注意下さい。
29日3時実況天気図
きょう日中は、北海道や東北北部の日本海側は、気圧の谷や寒気の影響で雨や雷雨の所がありますが、その他の地方は、高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。最高気温は平年並みか、平年よりも高く、東日本や西日本では25度を超える所が多くなるでしょう。
29日21時予想天気図
あすは、西日本や東日本は、きょうに引き続き晴天が続く見込みです。北海道や東北北部は、昼ごろまで雨や雷雨となりますが、天気は次第に回復に向かうでしょう。
あさって日曜日は、北海道から沖縄まで、秋の移動性高気圧にすっぽりと覆われて、全国的に晴れる見込みです。10月は、さわやかな晴天からのスタートとなりそうです。
ただし、北日本に流れ込んでくる寒気の影響で、朝の冷え込みが強まり、秋の深まりを感じると同時に、農作物の管理に注意が必要な季節になってきます。晴れて穏やかな日ほど、霜が降りやすくなりますので注意をして下さい。