気象トピックス・コラム
各地で紅葉進む、関東エリアの紅葉情報

 

ここ数日は冷え込みが強まり、東日本や西日本の市街地でも紅葉が進んでいます。19日(土)は日差しの届く所が多く、絶好の紅葉狩り日和となるでしょう。

18日(金)16時現在の日最低気温(出典:気象庁)

今朝も上空の寒気や放射冷却現象の影響で、全国的に冷え込みが強まりました。仙台からは初霜の便りが届き、室蘭や福島、秋田では初氷が観測されています。

また、東日本や西日本も冷え込みが強まり、新潟で3.6℃、鳥取で5.1℃、大阪でも8.4℃など、いずれも今季の最低気温を更新しました。

紅葉は最低気温が8℃を下回って2週間程度で見頃を迎えるとされています。東京都心もここ数日は最低気温が8℃前後まで冷え込んでおり、葉の色づきが進んでいるようです。

関東各地の紅葉スポットは、18日(金)現在、見頃を迎えている所も多くなっています。関東北部では高津戸峡や蓬莱山、筑波山で見頃を迎えており、筑波山では19日(土)から毎日、紅葉のライトアップが行われるようです。

関東南部では、長瀞や箱根、昭和記念公園などで見頃を迎えています。昭和記念公園のイチョウは昨年より少し早く色づきが進み、今は黄金色のトンネルを楽しむことができるようです。高尾山や養老渓谷、成田山新勝寺はこれから見頃となるでしょう。

今週末のお出かけは、19日(土)の方がオススメです。移動性高気圧に覆われて広範囲で晴れる見込みで、日中は過ごしやすい陽気となるでしょう。

20日(日)は本州の南を低気圧や前線が通過するため、東日本を中心に広く雨が降る見込みです。冷たい雨で気温もほとんど上がらず、肌寒くなるでしょう。

その後も天気は周期的に変わり、23日(水)の勤労感謝の日も雨が降りやすくなりそうです。最新の天気や週間予報はこちらから確認できますので、ぜひ紅葉狩りの計画にお役立てください。

参考:筑波山ケーブルカー&ロープウェイ、昭和記念公園 園内紅葉情報