気象トピックス・コラム
空もよう
猛吹雪に厳寒、強い冬型が続く

 

25日の天気のポイント

強い冬型の気圧配置が続く見込みです。日本海側では、引き続き、暴風雪、大雪、なだれ、高波に警戒が必要です。太平洋側は、東日本はおおむね晴れますが、北日本や西日本は雲が多く、朝までを中心に雪の降る所がある見込みです。普段雪の積もらないような所でも積雪となる可能性がありますので注意をして下さい。

 
 

各地の天気

▽北海道・東北
太平洋側はおおむね晴れますが、所々で雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。日本海側は雪が続き、暴風雪、大雪、なだれ、高波に引き続き警戒が必要です。気温は低く、北海道や東北北部は真冬日の所がほとんどでしょう。東北南部も真冬日の所が多く、特に朝の気温が低く、最低気温が-5℃以下の所がほとんどです。水道管の凍結にご注意下さい。

 

▽関東甲信・東海
関東北部の山沿いや長野県北部、岐阜県では雪が降るでしょう。愛知県や三重県は、明け方ごろまで雪が降り、雪が積もる可能性があります。その他の所は、おおむね晴れるでしょう。気温は、前日よりも更に低く、各地で冬日となる見込みです。-4℃以下の所も多いので、水道管が凍結する恐れがあります。対策をしておくと安心です。日中も気温は上がらず、5℃以下の所がほとんどで、寒さはさらに厳しくなるでしょう。

 

▽北陸
荒れた天気が続き、大雪が続きますので、引き続き警戒が必要です。海上だけでなく、陸地でも20メートル近い風が吹く所があり、瞬間的には30メートルを超える暴風が吹く恐れがあります。不要な外出は避けた方がよさそうです。海上は大しけの所が多いでしょう。暴風雪、高波に警戒をして下さい。気温も低く、最低気温は-5℃以下の所がほとんどでしょう。最高気温は0℃前後で、真冬日の所もある見込みです。

 

▽近畿
北部は雪が降り、荒れた天気が続くでしょう。雷を伴う所もある見込みです。南部は雲が多く、雪の降る所もあり、積雪の恐れがあります。あらかじめ、タイヤチェーンなどの準備をしておくと安心です。各地とも、最低気温は氷点下の冬日となり、日中も気温の上がり方が鈍く、各地で5℃以下となる見込みです。防寒対策をしっかりとしてお出かけ下さい。

 

▽中国・四国
山陰は雪が続き、風も強くふぶくでしょう。山陽や四国の瀬戸内側は雲が多く雪の所もある見込みです。四国の太平洋側は晴れ間もありますが、所々で雪が降るでしょう。最低気温は各地で氷点下の冬日となり、最高気温も5℃以下で、厳しい寒さが続く見込みです。

 

▽九州
日本海側の雪はやみますが、その後も曇り空が続くでしょう。太平洋側は晴れ間がありますが、雲が多いでしょう。最低気温は各地とも氷点下で、内陸や山沿いでは-4℃以下となる所もありますので、水道管の凍結のための対策をしておくと安心です。最高気温は、南部では5℃を少し超えますが、北部は5℃以下で、厳しい寒さが続くでしょう。

 

▽沖縄・奄美
寒気の影響で各地とも曇り、所々で雨が降るでしょう。気温は、前日とほぼ同じくらいで、寒さが続く見込みです。

 
 

25日の天気予報

 
 

25日の予想最低・最高気温

 

*次回更新は1月25日11時30分頃を予定しています。