気象トピックス・コラム
空もよう
大雨特別警報、最大級の警戒を

 

7日の天気のポイント

梅雨前線が西日本に停滞し、前線に向かって湿った空気が流れ込んでいます。西日本を中心に大雨が続いていて、岡山、鳥取、兵庫、京都には大雨特別警報が発表されており(7日11時30分)、数十年に一度あるかないかの、人命を左右するような記録的な大雨となっています。大雨となった所では、少しの雨でも土砂災害に厳重な警戒が必要です。

 
 

各地の天気

▽北海道・東北
北海道は、初め曇りますが、次第に雨が降りだし、夜からは雷を伴って激しく降る所がありますので今後の情報にご注意下さい。東北北部は雨が続きますが、南部は次第にやむでしょう。気温は、前日と同じくらいか高くなる所が多いでしょう。

 

▽関東甲信・東海
関東は雲が多いですが、晴れ間のでる所もあるでしょう。北部はにわか雨の所がある見込みです。東海と長野は雨が続き、雷を伴って激しく降る所もありますので警戒して下さい。岐阜県には、土砂災害警戒情報も発表されており、厳重な警戒が必要です。

 

▽北陸
曇りや雨で、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。土砂災害警戒情報が発表されている所もあります。この後も油断をせずに、警戒を続けて下さい。気温は前日よりも高く、蒸し暑いでしょう。

 

▽近畿
京都府と兵庫県に大雨特別警報が発表されている所があります。低い土地の浸水や河川の氾濫、土砂災害に最大級の警戒が必要です。交通機関の他、経済活動にも影響がでています。人命を左右するような大雨が続きますから、今後の情報に耳を傾けるようにして下さい。

 

▽中国・四国
鳥取県、岡山県に大雨特別警報が発表されており、山口県の一部の他、四国では、多くの地方で土砂災害警戒情報が発表されています。四国では、降り始めからの雨量が1500mmを超えている所もあります。大雨が続いていた状態で、更に24時間に200mm~300mmの雨が降る所がある見込みです。最大限の警戒をするようにして下さい。

 

▽九州
北部では、雨が小康状態になっても、夜に再び雨が降りだす見込みです。少しの雨でも土砂災害が起こる危険性が高いので、引き続き警戒をして下さい。南部も、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。低い土地の浸水、河川の氾濫、土砂災害に警戒をして下さい。

 

▽沖縄・奄美
晴れ間もありますが、所々で雨や雷雨があるでしょう。また、猛烈な台風がマリアナ諸島にあって、今後、10日(火)ごろに沖縄に接近する可能性があります。今後の台風情報に十分注意をして下さい。

 
 

7日の天気予報

 
 

7日の予想最高気温

 

*次回更新は7月7日20時30分頃を予定しています。