気象トピックス・コラム
空もよう
強い寒気の南下はなく、東・西日本中心に本降りの雨も

◆この先1週間のポイント
・強い寒気が南下する日は少なく、冬型の気圧配置になりにくい。
・北日本の雪が積もっている所では路面状況の悪化やなだれに注意。
・東・西日本では雨の降る日が続く所もあり、雨脚が強まる恐れ。



週間予報【12月6日(月)~12日(日)】

今週は晴れ間のでる日もありますが西日本や東日本を中心に雲が広がりやすく、雨の降る日が続く所もありそうです。
6日(月)~8日(水)にかけては、南の海上の低気圧や前線の影響を受け関東や東海など東日本の太平洋側を中心に雨の降る所があるでしょう。東海では雨の降る日が続き、雨脚が強まる所もありそうです。また8日(水)は関東で本降りの雨になる所がある見込みです。
11日(土)には、北日本を通過する気圧の谷の影響で北海道の日本海側から雨や雪が降りだす見込みです。その後弱い冬型の気圧配置となり12日(日)は北海道の日本海側で雪が降るでしょう。
そして今週は、8日(水)まで関東や東海の沿岸や沖縄地方で波が高まりしける海域もありそうです。その後も関東の沿岸では低気圧の影響で波の高い状態が続き、大しけとなる恐れがありますので最新の情報をご確認下さい。

気温はこの時期としてはかなり高めになりそうです。北日本の雪が積もっている所では雪解けで路面状況が悪化したりなだれが発生したりする恐れがあります。転倒やスリップ事故などには十分注意してください。
東日本や西日本は、雨が降る日は空気が冷たく感じられますが、晴れ間のでる日は日差しの温もりを感じることができそうです。朝の冷え込みもさほど強くはないでしょう。