気象トピックス・コラム
空もよう
週末は気温上昇、週明けは雨が続く。融雪・雪崩に注意

◆この先1週間のポイント
・1日(土)~2日(日)は季節外れの暖かさに。融雪や雪崩、花粉の本格飛散に注意。
・3日(月)~5日(水)、西・東日本中心に雨が続き、関東で雪の日も。
・6日(木)からは冬型に。今週は寒暖差の大きい1週間。


週間予報【3月1日(土)~7日(金)】

振替休日までの強い寒波の影響で、積雪の量が平年の2倍以上の所もあります。週末は気温が上がり、週明けは雨が続くため、この先1週間で雪解けが促される見込みです。

(出典:気象庁ホームページ)


3月のスタート1日(土)は、高気圧に覆われ日中は各地とも晴れる見込みです。暖かい空気が流れ込みやすく気温が各地で上昇し、4月上旬から中旬並みの暖かさとなる所が多いでしょう。九州や四国、東海、関東など、花粉の本格飛散が始まっている所もあるため、花粉症対策が必要な地域もある見込みです。また、多雪地域では雪解けが進みますので、路面状況の悪化に注意してください。夜になると天気が下り坂に向かい、西日本で雨の降りだす所があるでしょう。2日(日)は、大陸から前線が延び、日本海側は曇りや雨の所が多く、北海道は雪の所がある見込みです。太平洋側の天気は、2日(日)までは東・北日本中心に晴れ間もありますが、週明けは天気が崩れます。3日(月)は、九州から東北南部にかけて広く雨が降る見込みです。標高の高い山では雪の所がありますので新雪雪崩に注意してください。


4日(火)~5日(水)にかけて、日本の南岸を低気圧が進みます。冷たい東寄りの風が入り、4日(火)は関東の平野部でも雪が降る可能性があるでしょう。5日(水)は、東北太平洋側で雪の所がある見込みです。低気圧の通過後は冬型となり、6日(木)~7日(金)は、日本海側で雪や冷たい雨が降る見込みです。


この先1週間の気温は、寒暖差がかなり大きくなる見込みです。週末の最高気温は20℃近くまで上がる所があり、季節先取りの春本番を思わせる陽気となるでしょう。週が明けると一転して気温が低くなり、特に4日(火)は北・東日本を中心に平年並みか低く、真冬並みの寒さとなる所もある見込みです。気温差で体調を崩さないよう十分お気を付けください。