◆天気のポイント【2月11日(木)～2月17日(水)】
・期間の前半と後半で寒暖差が大きいため体調管理を万全に
・11日(木)～12日(金)にかけて沖縄は荒れた天気となるため注意

この先一週間は、週末にかけて気温が上昇します。暖かい空気が流れ込むため、気温は平年より高く日中は西日本や東日本では15℃を超える所が多く季節外れの暖かさとなり、北海道でも5℃前後まで上がる見込みです。積雪の多い所では屋根からの落雪や雪崩に注意してください。また、気温の上昇は花粉が飛びやすくなる条件の一つでもあるため、花粉症の方は対策が必要です。
週明けになると次第に寒気が流れ込みます。17日(水)は北海道では日中も0℃ぐらいまでしか気温が上がらず、西日本や東日本も10℃以下の所が多くこの時期らしい寒さが戻るでしょう。寒暖差で体調を崩さないようにしてください。

週末にかけて北日本を中心に高気圧に覆われ晴れる所が多く、日本海側でも晴れ間がでるため日差しを有効に活用してください。
一方、注意が必要なのが沖縄です。11日(木)～12日(金)にかけて前線を伴った低気圧が通過し、暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になります。雷を伴った激しい雨が降り、風も強まり波も高く荒れた天気となるでしょう。この低気圧が日本の南を通過するため、13日(土)～14日(日)にかけては西日本や東日本の太平洋側でも雲が多くなります。
週明けの15日(月)は気圧の谷の影響で全国的に曇りや雨となります。この雨を境に冬型の気圧配置となるため16日(火)～17日(水)にかけて日本海側は雪の所が多くなりますが、太平洋側はおおむね晴れるでしょう。