気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】暦は春でも天気は冬

 

◆天気のポイント【2月3日(月)~8日(土)】
・冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込む。日本海側は大雪や風雪、落雷や突風に注意。太平洋側では冷たい晴れとなる。

 

週間天気【2月3日(月)~8日(土)】

今シーズンは冬型の気圧配置が長続きせず寒気の南下も弱かったのですが、暦の上で春を迎える今週になって、ようやく日本海側は雪、太平洋側は冷たい晴れと冬らしい天気が続きそうです。日本海側では積雪の量が増えて、雪の少なかった所では恵みの雪となる所もありますが、雪崩や落雪などにはくれぐれもご注意下さい。太平洋側は晴れても気温が上がらず肌を刺すような寒さとなる日もあるでしょう。

 

▽3日(月)~4日(火)
3日(月)節分には北日本に低気圧が近付き、北日本や北陸に広く雪や雨を降らせた後、強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置となる見込みです。4日(火)立春にかけて北陸から北の日本海側はまとまった雪となるでしょう。太平洋側は雲が広がりやすい所もありますがおおむね晴れそうです。

 

▽5日(水)~6日(木)
5日(水)には再び北日本を低気圧が通過した後、更に強い寒気が流れ込んで冬型が強まる見込みです。6日(木)にかけて北日本では太平洋側も雪が降る所があるでしょう。雪が続く北陸から北の日本海側では大雪の恐れがあります。山陰や近畿北部では山沿いだけでなく平野部でも雪が降り積雪の可能性もあるでしょう。太平洋側は冬晴れとなり、特に6日(木)は強めの冷たい北風が吹く見込みです。

 

▽7日(金)~8日(土)
7日(金)~8日(土)は、北陸から北の日本海側は雪、山陰から九州北部は雨が降ります。太平洋側は西日本を中心に雨の所があるでしょう。

 

 

気温は、3日(月)は平年より高い所が多くなりますが、その後はこの時期らしい寒さの日が多くなります。5日(水)~7日(金)にかけては平年より気温が低くなる所があり、西日本でも10℃以下の寒さとなるでしょう。寒暖の差も大きく体調を崩しやすくなります。本格的な受験のシーズンが始まりますので風邪などひかないよう体調管理には十分注意をして下さい。また、今月上旬には関東や九州などは花粉の飛散が始まる所がありそうです。花粉症の方はあらかじめ対策を立てておきましょう。