気象トピックス・コラム
空もよう
勤労感謝の日は荒れた天気の恐れ

◆この先一週間のポイント
・勤労感謝の日の23日(水)は広い範囲で雨や風が強まるため注意
・日々の気温の変化が大きいため体調管理に注意


週間予報【11月20日(日)~11月26日(土)】

20日(日)は、低気圧が日本の南海上を東へ進み、高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込みます。西日本や東日本の太平洋側は雨が降りやすく、沿岸部では雨脚の強まる所もあるでしょう。西日本の日本海側や北日本は晴れ間のでる所が多いですが、雲が広がりやすい見込みです。

週明けの21日(月)は、寒冷前線が通過するため北日本では雨の降る所が多いでしょう。前線が通過する際は、落雷や突風、急な強い雨に注意してください。東日本や西日本は初め雨の残る所もありますが、高気圧に覆われ西日本を中心に晴れる見込みです。
22日(火)は高気圧に覆われ晴れ間のでる所が多いですが、寒気が流れ込む北日本の日本海側は雨が降りやすく北海道では所々で雪が降るでしょう。前線を伴った低気圧が近付く西日本の天気は下り坂に向かい、九州などでは雨が降りだす見込みです。

勤労感謝の日の23日(水)は、本州付近を前線を伴った低気圧が発達しながら通過します。20日(日)よりも広い範囲で雨が降り、雨や風が強まり荒れた天気となる恐れがあります。東日本の太平洋側を中心に大雨となる可能性もあるため、お出掛けなど予定されている方は最新の気象情報を確認してください。

23日の週間アンサンブル予想図 出典:気象庁の資料を加工

24日(木)は前線を伴った低気圧の影響を受ける北日本では荒れた天気が続きますが、東日本や西日本は高気圧に覆われ天気が回復し晴れ間の戻る所が多くなるでしょう。
25日(金)は、高気圧に覆われ晴れる所が多い見込みです。

気温は平年より高い日が多いですが、寒気の影響を度々受ける北日本ではこの時期らしい気温の日もあるでしょう。
西日本や東日本は晴れる日の日中は過ごしやすいですが、20日(日)と23日(水)は日中も15℃前後までしか気温の上がらない所もあり、冷たい雨や風でより一層肌寒く感じられる見込みです。服装選びに気を付けてください。
この先一週間は、期間の中での気温の変化が大きくなりやすくなります。体調管理に注意をして、お元気にお過ごしください。