春本番を迎えると、そろそろ本格的な紫外線対策が必要になってきます。 紫外線は、太陽から届く光の一種で、可視光線よりも短く、目には見えません。紫外線には、波長が長い順に、UV-A、UV-B 、UV-Cの3種類があります。波…
春になると日本海を低気圧が進むことが多くなります。立春から春分にかけての時期に、低気圧がこのコースを通るときに吹く一番初めの南寄りの強風を「春一番」というのは、よく知られています。「春一番」が観測されてからも、同じような…
冬になり気温が低くなると、部屋の「結露」が気になってきます。 結露は、暖かく湿った空気に含まれる水蒸気が、壁や窓ガラスなど、空気が冷たい面に触れて冷やされることで水滴に変わり、目に見えるようになる現象です。 冬の夕方や夜…
夏と秋の季節の変わり目に、テレビなどの天気予報で「秋雨前線」という言葉を耳にすることがあります。秋雨前線はシトシトとした弱い雨を降らせることが多いですが、大雨をもたらすこともあるので注意が必要です。 &nb…
春夏秋冬の四季があり、自然豊かで複雑な地形のある日本では、様々な雲が季節ごとに現れますが、国際的には雲を形状や高さで大きく十種類に分類し、それを「十種雲形」と呼んでいます。今回は、その中で天気の急変を知らせ…
空気中の水蒸気が地表に細かい水滴となって浮かんでいる状態を「霧」や「もや」と呼びます。「霧」は水平で見通せる距離が1キロメートル未満、「もや」は1キロメートル以上です。 北海道の太平洋側に位置する「釧路」は、有人の気象観…
私たちは、雨が降っているときに、日常会話で、「雨、強くなってきたね~」、「ざあざあ降っているよね」、「きょうは、どしゃ降りだわ~」などと、さまざまな言葉を使って雨を表現しています。 気象庁では、これだけの雨が降ったら、人…
気象庁や地方気象台の発表する風の予報は、その表現の仕方でどのような風が吹くのかがわかります。 たとえば、天気予報で、「やや強く」という表現があるときは、おおよその目安として、10m/s以上15m/s未満の風が吹くと予想さ…
ロンドンは、「霧の街」と言われています。私の母の友人夫妻が、かつてロンドンに駐在していたのですが、ロンドンでは、9月中旬から2月ごろまで曇天の日が多く、緯度も日本より高いため夜暗くなるのも早く、なんとなく空気が重苦しい感…