気象トピックス・コラム
空もよう
冬型の日が多く、日本海側は大雪による交通障害などに警戒

◆この先1週間のポイント
・22日(日)~23日(月)は冬型が強まり、日本海側を中心に大雪に警戒。
・比較的穏やかなクリスマスを迎えそう。
・クリスマスが終わると再び天気が崩れ、冬型に。


週間予報【12月22日(日)~28日(土)】

22日(日)~23日(月)にかけて、冬型の気圧配置が強まる見込みです。北日本から西日本にかけての日本海側は雪の降る所が多くなり、山沿いを中心に大雪の恐れがあり荒れた天気となるでしょう。
特に東北や北陸で降雪量が多くなる見込みで、積雪の急な増加や暴風雪により交通機関に影響がでる恐れがあります。最新の気象情報を確認し、不要不急の外出はなるべく控えた方がよいでしょう。やむを得ず車で外出するドライバーの方々は、冬用タイヤはもちろんのこと、スコップ・毛布など冬の装備をするようにしてください。また、降雪状況により、高速道路や国道などが広範囲で通行止めになる場合がありますので、迂回ルートの確認や通行ルートの見直しなどもしておきましょう。


24日(火)も北陸以北の日本海側では冬型が続きますが、西日本から冬型が緩んでくる見込みです。25日(水)のクリスマスは、高気圧に覆われ、比較的穏やかな天気となるでしょう。ただし、26日(木)になると日本付近を低気圧や前線が通過し、27日(金)以降は再び冬型の気圧配置となる見込みです。この先1週間は、冬型の気圧配置の日が多くなるでしょう。


気温は、周期的に強い寒気が南下し冬型となるため、日々の寒暖差がやや大きくなりそうです。強い冬型で荒れた天気が予想される22日(日)~23日(月)にかけては特に寒さが厳しくなるでしょう。その後、26日(木)にかけて気温はやや上昇に転じますが、27日(金)以降は再び冬型となり、この時期らしい寒さが戻ってくる見込みです。その後、年末の気温は平年より低くなると予想されています。年越しの準備で何かと落ち着かない日々が続くと思いますが、寒さで体調を崩さないように十分注意してください。