気象トピックス・コラム
空もよう
来週は3月並みの陽気 多雪地域は雪崩や落雪に注意
▼ポイント

◆この先1週間のポイント
・週末は広範囲で日差しが届く
・20日(月)は雲多く、21日(火)以降は太平洋側中心に晴れ
・全国的に気温高めで推移 多雪地域は雪崩や落雪に注意

 


週間予報【1月18日(土)~23日(木)】

 

 

17日(金)は北日本や北陸で大雪となっている所がありますが、ピークは次第に超えてくるでしょう。西から高気圧に覆われてくるため、18日(土)には日本海側の雪も小康状態となり、西日本や東日本を中心に広い範囲で日差しが届く見込みです。

19日(日)は高気圧の中心が東へ離れるため、雲が広がりやすくなるでしょう。20日(月)は本州南岸を低気圧が通過し、関東の沿岸部などで冷たい雨が降る見通しです。

 

21日(火)は一時的に冬型の気圧配置となり、日本海側で雨や雪が降りやすくなりますが、22日(水)以降は大陸の高気圧が西日本付近に張り出し、冬型の気圧配置が緩むでしょう。

22日(水)~23日(木)頃は西日本や東日本の太平洋側を中心に晴れ間のでる所が多く、比較的穏やかな天気となりそうです。寒気の影響が残る北陸や北日本の日本海側などは、雪や雨の降る所があるでしょう。

高温に関する早期天候情報(出典:気象庁)

 

気温は全国的に平年より高くなる見込みで、3月並みの陽気になる日が多いでしょう。北日本や東日本、そして近畿地方には「高温に関する早期天候情報」も発表されており、22日(水)頃からの5日間平均気温は平年よりかなり高くなる予想です。

北陸や北日本日本海側の地域などでは、降り積もった雪が一気に解けていく恐れがあります。雪崩や屋根からの落雪などに十分注意し、除雪作業を進める際は必ず二人以上で行うようにしてください。