気象トピックス・コラム
空もよう
週明けは広い範囲で雨、融雪に注意

 

◆この先一週間のポイント
・27日(月)~28日(火)は広い範囲で雨
・29日(水)以降は日本海側を中心に雪
・気温は北日本を中心に平年より高く、融雪に注意

 

週間予報【1月25日(土)~1月31日(金)】

 

 

25日(土)は、上空に寒気を伴った低気圧が東北付近を通過します。北日本や北陸は雪や雨の降る所が多く、大気の状態が不安定なため、落雷や突風、急に降りだす強い雪や雨に注意してください。東日本の太平洋側や西日本は初め関東で雨や雷雨の所がありますが、次第に晴れ間が広がる見込みです。

 

 

26日(日)は、北日本や北陸の雪や雨の範囲も狭くなり晴れ間のでる所が多くなりますが、西から天気はゆっくり下り坂に向かう見込みです。

 

週明けの27日(月)~28日(火)は、前線を伴った低気圧が日本海と本州の南岸をそれぞれ通過します。27日(月)は西日本を中心に雨が降り、雨の範囲は28日(火)には東日本や北日本まで広がり、太平洋側では雨脚の強まる所もある見込みです。北日本でも降りだしは雨になる所が多いため、路面状況の悪化や屋根からの落雪に注意してください。

 

28日(火)の後半~29日(水)は、西から次第に冬型の気圧配置となるでしょう。日本海側は広い範囲で雪になり、寒気は西日本にも流れ込むため九州や四国でも雪の降る所がある見込みです。関東以西の太平洋側は晴れ間がでますが、北寄りの風がやや強いでしょう。

 

30日(木)~31日(金)も北日本を中心に冬型の気圧配置が続くため、北陸や北日本の日本海側で雪や雨が続く見込みです。

 

 

最高気温は西日本や東日本で10℃を超える日が多く、札幌も3℃前後の日が続きこの時期としては気温が高いでしょう。積雪の多い所では融雪に注意してください。期間の中頃は寒気が西回りで流れ込むため、東海や西日本では10℃に届かない日があり厳しい寒さとなる見込みです。また、日中は暖かい日でも朝晩は冷えるため、一日の中での寒暖差が大きいでしょう。
この先一週間は寒暖差はありますが、気温の高い日が多い見込みです。東京や静岡、山口など早い所ではわずかですが花粉の飛散が始まっています。花粉症の方は早めに対策をしてください。