◆この先1週間のポイント
・週末のお出かけや洗濯は土曜日の日中がおすすめ。
・来週半ばに強い寒気が南下。北日本は大雪に注意。西・東日本は初雪の可能性。
・来週は日々の気温差が大きい。体調の管理に気をつけて。

週間予報【12月10日(土)～16日(金)】

10日(土)は、気圧の谷の影響で北陸以北の日本海側は雨や雪が降るでしょう。大気の状態が不安定で雷を伴う所もありますので注意してください。その他の地方は日中おおむね晴れる見込みです。夕方ごろになると近畿南部や東海など太平洋側の一部で雨が降りだし、夜には雨の範囲が関東まで広がるでしょう。こちらの地方の方は帰宅が遅くなる場合は雨具があると安心です。
近畿南部・東海や関東など太平洋側の雨は一時的で、11日(日)の朝までにはあがりそうですが、日本海側では雨や雪の範囲が西日本まで広がる見込みです。11日(日)は、北海道の日本海側から山陰にかけて生憎の雨や雪となるでしょう。

来週の半ばごろに強い寒気が流れ込んできそうです。13日(火)ごろに日本列島を低気圧や前線が通過した後、14日(水)～15日(木)にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。平地で雪を降らせる目安となる上空1500ｍ付近マイナス6℃以下の寒気が九州北部や四国、近畿地方を覆うように南下してくる見込みで、西日本の平地でも日本海側を中心に初雪の便りが届く所がありそうです。冬用タイヤの交換を済ませていない方は、この週末に終わらせておくと安心です。

また、北海道や東北の日本海側では荒れた天気となる見込みです。大雪となり積雪の量が新たに増える恐れがあります。風も強まりふぶく所があり、海上は波も高まるでしょう。交通機関に影響がでる恐れがありますので、お出かけの際は気象情報とともに最新の交通情報も確認するようにし、無理のない行動を心がけてください。

16日(金)には、日本海に前線を伴った低気圧が近付き再び天気は下り坂です。低気圧や前線に向かってこの時期としては暖かい空気が流れ込むため、北海道でも一時的に雪が雨に変わる所がある見込みです。路面状況の変化・悪化などに注意が必要となるでしょう。

気温は、来週に入ると日々の変動が大きくなりそうです。13日(火)の最高気温は平年より高くなりますが、強い寒気が流れ込む14日(水)～15日(木)にかけては全国的にぐっと低くなる見込みです。一方で、16日(金)には再び上昇に転じ、グラフで見るとジグザグに変化するでしょう。
来週の朝の最低気温は西日本でも5℃以下が続くようになり、冷え込みが厳しくなってきそうです。風邪などひかないように体調管理に注意をしてください。