気象トピックス・コラム
空もよう
週末は花冷えに

ここ数日は平年よりも気温の高い地方が多く、春本番の暖かさとなりました。

引用:気象庁HP

◆この先一週間のポイント
・期間の中での気温の変化が大きくなる、体調管理に注意


週間予報【4月1日(金)~4月7日(木)】

この週末は強い寒気が流れ込みます。このため、気温は全国的に平年を下回る見込みで北海道では日中も5℃に届かない所があり、東日本や西日本も15℃に届かない所があるでしょう。各地で寒の戻りとなり、これまでの暖かさに慣れた身体にはより一層寒く感じられるため、お花見などされる際は暖かい服装でお出掛けください。
週明けになると寒気が北上し、次第に暖かい空気が流れ込みます。このため気温は再び平年を上回り、西日本や東日本では20℃を超える所もあるでしょう。この先一週間は週の中での気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意をしながらお元気に新年度をお迎えください。また、一日の気温差が大きくなる日もあるため、服装で上手に調節しましょう。

4月1日(金)は、前線の影響で東日本の太平洋側などで初め雨が残りますが、次第に高気圧に覆われ晴れてくる所が多いでしょう。ただし、北海道では強い寒気の影響で雪の降る所が多い見込みです。大気の状態が不安定なため、強い雪や落雷などに注意してください。
2日(土)は移動性高気圧に覆われ穏やかに晴れる所が多いため、お出かけなどされるのも良いのではないでしょうか。
3日(日)~4日(月)も北日本は高気圧に覆われ晴れる所が多いですが、日本の南を通過する低気圧の影響で西日本や東日本の太平洋側は所々で雨が降るでしょう。
5日(火)~6日(水)は西日本を中心に晴れますが、東日本や北日本は雲が広がりやすい見込みです。
7日(木)は日本海に進んでくる低気圧の影響で北日本は日本海側を中心に雨の降る所がありますが、他の地方は日差しが届くでしょう。

西日本や東日本では桜が見頃を迎えている所も多くお出掛けが楽しみですが、各地で花粉の飛散が非常に多く九州などの西日本よりスギからヒノキへと移行しています。花粉症の方は対策を万全にしてお出掛けください。