◆この先1週間のポイント
・24日(土)朝までは、日本海側の平野部でも大雪となるため引き続き警戒。
・26日(月)ごろまで冬型が続く。日本海側の山沿いを中心に大雪に警戒。
・年末にかけても強い寒気が南下。広い範囲で師走の寒さが続く。

週間予報【12月24日(土)～30日(金)】

今年は6年ぶりにクリスマスイブとクリスマスが土日となっていますが、日本付近は26日(月)ごろまで強い冬型の気圧配置が続くため、日本海側を中心に大雪になる所がある見込みです。今年のクリスマス寒波には十分な警戒が必要です。

24日(土)の朝までは、日本海側では東北南部や北陸、山陰を中心に、日本海の低気圧の影響を受けて平野部でも大雪となる見込みです。雪による車の立ち往生など大雪による交通障害に警戒して下さい。この低気圧が勢力を弱めると、日本付近は等圧線が縦じま模様になるでしょう。平野部での大雪は峠を越え、今度は山沿いを中心に大雪となり26日(月)にかけて積雪の量が増えていきそうです。広い範囲で風も強く、暴風雪や高波に警戒が必要です。

27日(火)以降、冬型は緩むものの、日本海側は雪や雨の降りやすい日が続く見込みです。

一方、23日(金)には高知市で14cmの積雪となるなど記録的な大雪となった所もあった太平洋側の平野部では、24日(土)以降は広く冬晴れが続く見込みです。普段雪に慣れていない地方で大雪となりましたので、西日本を中心に路面凍結による車の事故や転倒に注意して下さい。ただし、山沿いでは強い冬型が続く26日(月)にかけては大雪となる恐れもあります。雪崩や屋根からの落雪に気をつけてください。

気温はこの時期らしく低い日が多くなりそうです。特に強い冬型が続く26日(月)までは風も強まるため体感的には一層寒く感じられそうです。その後、冬型が緩むと風は収まり穏やかにはなりますが、年末にかけて再び強い寒気が南下するため、気温が低い状態は続きそうです。寒い日が続きますので、暖かい食べ物でしっかり栄養をつけ、暖かい布団で睡眠をしっかりとって、体調管理に注意しながら年末をお過ごしください。